SUVはスポーツやアウトドアなどを気軽に楽しめる車で人気ですよね。
全体的に車高が高めで荷台が広くて大きなものも積み込みやすい特徴を持っています。
レジャーにも日常使いにも使えますし、サイズも小回りが利くものから大きなものまであって選びがいがあります。
こうしたSUV車を買っていけないという事も言われていますが、正しい選び方やメーカーごとの特徴をチェックして、後悔のない一台を選びましょう。
こちらもチェック
- 買ってよかったSUV車の特徴!なぜ人気なのかも紹介
- 買ってはいけないドライブレコーダーとは?後悔するドラレコの特徴や選び方も!
- 買ってはいけないミニバン車とは?後悔しない正しい選び方を紹介
- 買ってはいけないハイブリッド車の特徴!後悔しない正しい選び方を紹介
買ってはいけないSUV車の特徴
不必要なほどのビッグサイズの車
SUVはスポーツやアウトドア用具を積んで出かけるのにぴったりですが、あまり大き過ぎるモデルを選ぶと日常使いで苦労することがあります。
最近はコンパクトなSUV車が増えていますが、市街地での運転がしづらかったり、駐車スペースを見つけるのに苦労したりするのです。
あなたの生活スタイルに合わせて、実用性や主に運転するエリアも考えて選ぶことが肝心です。
燃費が悪い
車重が重い車が多いですし、車高が高いこともあってSUVは他のタイプよりも燃費が悪い傾向にあります。
毎月のガソリン代がかさんでしまって維持できなくなるという事態にもなりかねません。
ハイブリッドモデルを選んだり、事前にガソリン代をシミュレーションしたりして賢い選択をしないといけません。
車高が高いモデルは注意
幅広い路面条件でも安定して走破できるよう、SUVは車高が高く作られていることが多いです。
そのため、乗り降りが大変というケースが出てきます。小さな子どもや高齢者などは誰かにサポートしてもらわないと危険なこともあります。
そのため、試乗の際に問題なく乗降できるかをチェックしてから購入を決めた方が良いでしょう。
SUV車を購入する前に確認すべきポイントと選び方
車体のサイズで選ぶ。人によっては小さめを選ぼう
上記のように、サイズの選び方を間違えるとデメリットになってしまうことがあります。
SUVにはミドルサイズやコンパクトタイプもありますので、最もライフスタイルに合ったものにすべきです。
そこで、乗車するのは何人が多いか、どんな荷物をどのくらい積載することになるのかなどを考えてちょうど良いサイズを選びましょう。
燃費性能で選ぶ!ハイブリットいう選択肢も。
ターボや排気量の大きなエンジンはパワーがありますが、その分燃費が悪くなります。
一方でハイブリッド車やディーゼルなどはガソリン代を抑えられます。
事前に燃料費のシミュレーションをして、走行性能と毎月支払える燃料代のバランスを考えましょう。
購入価格だけでなく維持費を考えることも大事なのです。
取り付けられる装備品
アウトドアなどの用途では、便利な装備を搭載することでより快適な使い方ができます。
純正オプションも含めて、気になっているモデルにどんな装備を取り付けられるかをチェックしてみましょう。
利用シーンや装備品の取り付け方法などをよく考えて、より使いやすくドライブの楽しみを味わえる車にしましょう。
後悔しないSUV車の選び方
値段で選ぼう
SUVは全体的に高額になりがちですので、購入価格をじっくりと考えて選ぶべきです。
ローンを組むのであれば特に返済期間やトータルで支払う金額に影響しますので、無理のない範囲で選ぶようにします。
予算オーバーだと気付いたら、コンパクトタイプのSUVや軽自動車のSUVを選ぶといった手段も考えましょう。
運転のしやすさ
SUVは車高が高めでボディーサイズが大きい傾向にありますので、運転に慣れていないと運転しづらい車です。
そこで、試乗させてもらって無理なく運転できるかをチェックしてみましょう。
自分だけでなく家族も運転する機会があるなら、ハンドルを握る人はみんな試してみた方が安心です。
狭い場所での駐車やバックができるかなどを特に見ます。
ラゲッジスペースの容量
レジャー目的で利用することが多い車ですので、荷物をたくさん積むことになります。
特にサーフィンやスキー、スノーボード、キャンプなどをメインの目的にするのであれば、荷物をそのまま積み込めるかをチェックしてみましょう。
また、シートアレンジがしやすく長尺物も無理なく積めるかもチェックすると後悔しません。
買ってはいけないSUV車のメーカー
トヨタはどう?
トヨタはバリエーション豊かな車種を送り出しています。
ランドクルーザーは世界に誇るSUVで走行性や耐久性、使いやすさなどの点で文句なしのモデルです。
一方でヤリスクロスのようなコンパクトタイプのSUVも出していて、気軽にアウトドアに出かけられる車も見つけられます。
このように、幅広い要望に応えてくれるSUVの選択肢がありますので、選びやすいのがメリットです。
SUVを作ってきた歴史も長いので、いろいろ考えると、基本性能の面でも装備面でも充実していて失敗のない選択ができると思います。
ホンダはどう?
ホンダの代表的なSUVとしてはHR-Vやヴェゼル、ZR-Vなどがあります。
どれも本格的なタイプで街乗りだけでなく、アウトドアシーンや積雪地域での走行を快適に行えるスペックを持っています。
また、ハイブリッド車のモデルも多くあるので、燃費性能が高い車を選びたいという方にも向いています。
ホンダが誇る安全機能装備もポイントで、運転に自信がないという方でも安心して運転できます。
日産はどう?
日産のSUVの代表はエクストレイルです。
気軽に道具を積み込んでどこにでも行けるというコンセプトで作られていて、デザイン性が高く街乗りでも楽しく乗れますし、気軽に山にも海にも行ける車となっています。
他にも、ノートのクロスオーバーモデルもあって、比較的コンパクトなSUVに乗りたいという要望に応えてくれています。
日産の得意とするプロパイロットが搭載されているモデルでは、自動運転の恩恵にあずかることができます。
SUV車が合う人・合わない人
レジャーがメインの使い方をする人
SUVはレジャー目的の車ですので、仕事や日常生活ではそれほど乗らずに休日に乗ることが多いという人に向いています。
家族と一緒に遊びの荷物をたくさん入れて、ドライブを楽しむのにぴったりなのです。
また、パワーのある車ですので、高速道路でもゆとりのある走りができてドライバーも疲れにくいですし、乗っている人も快適に過ごせるというのもポイントです。
アウトドアに行きたい人
山道やちょっとした悪路を走る機会があるなら、SUVが一番です。
アウトドアに車で出かけたいと思っているのであれば、やはり他のタイプよりもずっと安心できますし、走る楽しみを味わうことができます。
キャリーなどの装備を付ければ、さらに積載能力をアップできますので、大きなキャンプ用品を無理なく積めるのもうれしいところです。
経済性重視の人には向かない
SUVのデメリットと言える点は、その燃費性能にあります。
どうしても車の形状や重量のせいで、他の車よりもガソリンを消費しやすいのです。
また、排気量が大きなモデルが多い傾向にあるというのも関係しています。
そのため、できるだけ維持費をかけたくないという経済性重視の方には厳しい選択肢となってしまうでしょう。
燃費が気になる人はハイブリッドSUV
SUVでも燃費がいいハイブリッドSUVがあるので、維持費が気になる方は選択肢の1つに入れてみてはいかがですか?
ホンダ ヴェゼル、ハイブリッドトヨタ RAV4 PHV、日産 キックス e-POWERなど各社からハイブリッドSUVのモデルがリリースしていますのでチェックしてみてくださいね。
SUV車の値段・価格帯の相場
軽自動車やコンパクトタイプのSUVであれば200万円前半から販売されています。
一方で、大型で人気の高いモデルとなると400万円オーバーというモデルも少なくありません。
もともと、SUVは熱狂的なファンが多いですし、そもそもファミリーカーのような大量に流通される車種ではないため、販売価格が高めに設定されているモデルしかないことが多いのです。
SUV車を購入する前に知っておきたい注意点
受注生産となるモデルも多い
SUVは一般的な街乗り自動車に比べると、たくさん製造するわけではありませんので、予約をもらってから受注生産するという形を取っているケースが多いです。
そのため、契約をしたからすぐに納車されて乗り出せるわけではありません。
場合によっては半年、それ以上の期間待つこともあるのです。
維持費を計算しておく
SUVはサイズの大きなタイヤを履いていますし、エンジンオイルも多量に使用します。
そのため、メンテナンス費用が高くなる傾向にあります。お気に入りの車を維持していくためにも、事前にどのくらいの維持費がかかるかをシミュレーションしておいた方が良いでしょう。
さらに、保険料金や税金などもあらかじめ計算して、無理なく維持していけるのかを考えると良いです。
SUV車を買う時のよくある質問
-
三菱車は重量感があって頑丈な作りをしているのが特徴です。
そのため、車自体は耐久性があって長持ちします。
一方で重量が重い分、タイヤの減りが早かったりサスペンションの交換タイミングが頻繁になったりすることもあります。
壊れやすいというよりも、こうした消耗部品の交換サイクルが早めということからそんな噂が広がったのでしょう。
-
三菱のSUVはモデルチェンジのサイクルが長く、古い車種が長く中古市場に出回る傾向にあります。
そのため、年式が古い車ほど安くなるという原理に合わせて、三菱のSUVが安くなっていくのです。
また、気軽に乗れるSUVをあまり出していませんので、特定の層にしか売れないというのも中古車価格の安さにつながっています。
-
重厚な作りをしているのが三菱の特徴ですので、過去のSUVモデルは燃費が悪いものも多くありました。
しかし、今ではエコ性能を高めていますので、他メーカーに負けない高い燃費性能を誇るものもあります。
古いモデルかどうかによって大きく変わりますので、中古車選びをする時にはよく注意して選ぶと良いでしょう。
三菱車は壊れやすいって本当?
三菱の中古が安い理由は?
三菱車は燃費が悪いの?
まとめ
SUVはアウトドアなどのレジャーに向いている車のタイプです。
車両価格やメンテナンス費用が少々高くつくという点はありますが、幅広いシーンで活用できますし、ゆとりを持って運転できるのがメリットです。
国産メーカーには優れたSUVがたくさんありますので、新車・中古車の中から条件に合うものを選んでみましょう。
こちらもチェック