マイカーとして軽自動車を買い求める人も少なくありません。
元々低価格で販売されている車種が多いですし、ランニングコストもあまりかからないところが人気の理由です。
各メーカー、売れ筋商品の軽自動車には力を入れています。
ですからどれを購入すればいいかわからないという人もいるでしょう。
軽自動車の魅力や選ぶ際にどのようなポイントに注意すればいいかなどまとめましたので、これから購入する人は参考にしてみてください。
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買ってよかった軽自動車の特徴
軽自動車とあなどるな!広い室内空間
軽自動車というとコンパクトな分、車内スペースが狭いのではないかと思う人もいるでしょう。
しかし効率的に車内空間を確保する設計のハイトワゴンタイプも出てきています。
高さを出すことによって、車内が窮屈な感じにならないように工夫されています。
軽ハイトワゴンなどは、ファミリーカーとして購入する家族も少なくありません。
軽自動車ならではの燃費に優れている点
燃費性能に優れた軽自動車は、ユーザーも「買ってよかった」と思えることが多いようです。
燃費がよければ無駄な燃料消費もなくなり、ガソリン代の節約効果につながっていきます。
世界情勢の変化によって、ガソリン価格が高騰することも珍しくありません。
2023年にはリッター200円に近付いたこともあるので、燃費のいい軽自動車を購入するのも選択肢の一つです。
やっぱり軽自動車の燃費というメリットは相当大事ですね。
安全装備が充実している
最近の自動車を見てみると、安全性能に優れた車種が増えてきています。
前に障害物があると警告してくれたり、自動的にストップしたりするような装備はよく知られています。
軽自動車の中でも安全装備の充実している車種も少なくありません。
安全運転重視の方の間で人気の軽自動車といえます。
軽自動車を買ってよかった理由・メリット
税金が安く済む
自動車を保有している人は、毎年税金を支払わないといけません。
普通自動車の場合、自動車税がかかります。排気量などで税額は変わりますが、最も安くて25,000円です。
一方軽自動車には軽自動車税がかかりますが、一律10,800円です。
自動車税の半分以下に抑えられるわけです。
税金が安くなって良かったと思っているユーザーは少なくありません。
小回りがきくので女性などにもオススメ
軽自動車は普通車と比較して、コンパクトサイズにまとまっています。
ですから狭い道路や駐車場でもそれほどストレスがかからない、小回りの利くところを評価する声は少なくありません。
特に都市部は狭い路地なども少なくありません。
ストレスなくすいすい運転できるような軽自動車を探しているのであれば、軽自動車を購入するといいでしょう。
実は手続きが簡単
軽自動車を買ってよかったと思う人の中には、手続きが簡単だからという意見もしばしば見られました。
普通車のように登録の際に印鑑証明を用意する必要がありません。
また地域によりますが、車庫証明をとる必要がない場合もあります。
マイカーを購入する際の手間をできるだけ簡略化したい人には軽自動車がおすすめです。
失敗や後悔しない軽自動車の選び方
価格を抑えたい人
軽自動車は普通車と比較して、リーズナブルな価格で販売されている車種が多いです。
そこでリーズナブルな価格で購入できる軽自動車の中から選ぶのも一つの方法です。
軽自動車は新車でも100万円以下で購入できるような車種もあります。
この価格なら、新車でも手が届くという方も多いでしょう。
通勤や趣味などの用途によって選ぶ
軽自動車を主にどのような使い道で運転するかで絞り込んでいくのもいいでしょう。
通勤や通学のためであれば、使用頻度も多くなるでしょうから低燃費のものがおすすめです。
またアウトドアやレジャー目的であれば、長時間運転になるでしょう。
ならば軽ハイトワゴンなど、車内空間の広いものの方が快適に車内で過ごせます。
燃費を抑えたい人
軽自動車選びの中で欠かせないのは、やはり燃費でしょう。
最近は特にガソリンの値段も上がってきているので重視したいポイントの1つではないでしょうか。
軽自動車の魅力の一つで、燃費の良い車ならガソリン代の節約効果が期待できます。
燃費のいい軽自動車であれば、実燃費もリッター20kmを超えるようなものもありますが、燃費はカタログに記載されているものと実燃費は若干異なるので、注意が必要です。
Xではこんなポストも。やっぱり燃費はガソリンが高い安い関係なく大事ですよね。
人気車種は失敗が少ない
もしどの軽自動車がいいか迷ったのであれば、人気車種から選ぶのがおすすめです。
販売台数ランキングの上位に来ている車種は総じて、満足度が高いからです。
また中古車市場でも人気が高いので、リセールバリューも高めに設定されます。
のちに乗り換えを検討しているなら、人気車種の中から選ぶといいでしょう。
買ってよかった軽自動車メーカー
日産
日産は三菱自動車とともに「NMKV」という軽自動車事業の合弁会社を立ち上げています。
三菱と共同で軽自動車開発を進めているのが大きな特徴です。
日産の軽自動車は安全装備をいち早く導入しているのが魅力といえます。
プロパイロットやSOSコールなどの安全装備を軽自動車で初めて導入したのが、日産です。
スズキ
スズキは軽自動車に強みを持ったメーカーといわれています。
2018年に国内における軽自動車の販売シェアは30%程度で第2位でした。
スズキの軽自動車の特徴として、スズキグリーンテクノロジーが挙げられます。
マイルドハイブリッドやアイドリングストップシステムなど燃費向上できるような機能が充実しています。
ホンダ
ホンダは軽自動車からスーパースポーツカーまで、幅広いタイプの車を取り扱っているのが特徴です。
ホンダはこれまで様々なレースシーンで活躍していて、車作りのノウハウを持っています。
その技術を軽自動車にも生かしています。
たとえばバルブコントロール機構のVTEC付きのエンジンを軽自動車で初めて採用しました。
燃費とパワーのバランスの調和を目指しています。
ダイハツ
日本の軽自動車シーンで欠かせないのが、ダイハツです。
2018年の国内販売シェアでは31.8%でトップシェアを獲得しています。
ダイハツの軽自動車の特徴として代表的なのは、スマートアシスト3が挙げられます。
衝突警報機能や衝突回避支援ブレーキ、車線逸脱警報とさまざまな装備が搭載されています。
安い軽自動車は買わない方がいい?
軽自動車の中には100万円を切る価格のものもありますが、「安かろう悪かろう」と思う人もいるでしょう。
しかしリーズナブルな価格の軽自動車でも、性能に優れたものも少なくありません。
たとえばダイハツのミライースは85万8,000円から販売されています。
しかしリッター当たりカタログ値で35.2kmと、軽自動車の中でもトップクラスの燃費です。
ただし中古車の場合、激安価格で販売されている軽自動車には注意が必要です。事故車や過走行車の可能性もあるからです。
一方で安くても状態のいい軽自動車もありますので、修復歴の有無などしっかり確認してから購入してください。
できれば試乗してみて車の状態やフィーリングの良し悪しをチェックするといいでしょう。
軽自動車を買う時の注意点
予算の算出は慎重に
軽自動車を購入するにあたって、まず予算をどうするか考えておきましょう。
予算の算出方法ですが、年収のほかにも貯金額をベースに検討することです。
もし手持ち資金だけでは十分ではないというのであれば、カーローンを組んで購入することも検討してください。
銀行系のカーローンの場合、年収の半分程度の予算が一つ目安になってくるといいます。
また住宅ローンなどほかの借入がある場合には、その返済のことも検討する必要があります。
全体的に考えて、どの程度が予算上限として適切か考えましょう。
運転に注意
これまで普通自動車に乗ってきた人からすると、軽自動車に慣れるのに多少時間がかかるかもしれません。
特に風が吹いたときの挙動のコントロールが難しいといわれています。
軽自動車は普通車と比較して軽量化されていますし、車内空間を広くするために車高を高くしている車種も多いです。
このため、どうしても風にあおられやすくなります。
強風が吹いているときはもちろんのこと、大型のトラックが横を通過したときの風圧で挙動の乱れることもあり得ます。
はじめて軽自動車を購入する際には注意してください。
軽自動車を買う時のよくある質問
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ネットで紹介されている実燃費で見てみると、おおむねリッター20km前後といったところでしょうか。
しかし中にはリッター23~24km程度の燃費の出るような人気車種も見られます。
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軽自動車の場合、ドライブレコーダーを取り付けておいた方がいいでしょう。あおり運転対策のためです。
あおり運転はニュースやワイドショーでもしばしば取り上げられ、社会問題になっています。
特に軽自動車のような小さな車相手には強気に出るドライバーもいます。
自分が普通に運転しているつもりでも、理不尽な因縁をつけられあおり運転の被害者になる可能性があるので、ドライブレコーダーできちんと相手の運転を記録することは大事です。
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タイヤにはそれぞれ異なる特徴を有しています。燃費性にこだわったものや静粛性に優れたもの、グリップ性能などそれぞれの製品に個性があります。
ですから車種によって、相性のいいタイヤは変わってきます。
もし軽自動車に新しいタイヤを履かせる場合、OEタイヤがおすすめです。OEタイヤとは新車装着タイヤと同レベルのもので、メーカー指定のOEタイヤがあるはずです。
ディーラーなど、軽自動車を購入した販売店で相談するといいでしょう。
軽自動車の平均燃費はどれくらいですか?
ドライブレコーダーはあった方がいいですか?
タイヤはなにを買っても一緒ですか?
まとめ
小回りがきき、税金や燃費などのランニングコストも安い軽自動車をマイカーとして購入したいと思う人も少なくありません。
ただし軽自動車は車種によって、それぞれ特徴が異なります。
燃費や価格、用途などをベースにして自分たちにとってどの軽自動車がベストな選択肢か、慎重に検討してください。