今や現代の異常気象には欠かせないアイテムとなったエアコンですが、みなさんどのように選んでいますか?
エアコンを購入する際、メーカーが多いだけでなく種類や機能の多さに驚きますよね。
どれを選んで良いのかわからないため、お店の人に言われるままに購入してしまったという人も多いでしょう。
しかしエアコンは高い買い物ですから、少しでも買ってよかったと思えるように、必要な機能を理解しポイントを押さえて選ぶことが大切です。
適当に選んでしまって後悔した!とならないためにも、きちんとエアコンに関する知識を身に着けておきましょう。
また、買ってはいけないエアコンについても書いていますので、そちらも参考にしてみてくださいね!
エアコンは夏も冬も必需品となりましたね
買ってよかったエアコンの特徴
掃除がしやすいエアコン
夏や冬などの季節に大活躍するエアコンですが、使用した後にきちんとお手入れをしないと汚れやカビが大量に発生してしまい、空気の質を下げてしまいます。
しかし、お手入れしやすいエアコンであれば、フィルターなどのパーツを丸洗いすることができるので、いつでも清潔な状態を保つことができるのです。
また、内部を自動でクリーニングしてくれる機能がついているエアコンもあるので、そちらを選ぶとより簡単にお手入れをすることができます。
高性能センサー付きのエアコン
エアコンの中には、高性能なセンサーがついている機種が存在します。
センサー付きのエアコンは、センサーで室内の状態を把握することができ、自動で効率よく室内の温度を調整することが可能になっています。
室温調整が上手にできるということは、節電に大きくつながるといいことです。
昨今電気代の高騰が話題になっている現代社会においては、節電を意識したエアコン選びというのは必須と考えて良いでしょう。
空気清浄機能がついているエアコン
メーカーによっては、エアコンに空気清浄機能がついているものも存在します。
エアコン1台稼働するだけで、お部屋の空気をきれいにしてくれるため、空気清浄機を同時に稼働させる必要がなくなるのは大きなメリットと言えるでしょう。
また、匂いに敏感な方やアレルギーの方でも安心して使用できるという点も高ポイントです。
買ってよかった理由
エアコンの空気がいつもきれいだから
お手入れがしやすいエアコンやお掃除機能がついているエアコンは、エアコン内の汚れをキレイにしやすいため、排出される空気がいつも清潔です。
お手入れ機能が充実していないエアコンだと、カビが発生しやすく、エアコンから出る空気がカビ臭くなることも少なくありません。
そうした匂いはかなりストレスになりますし、健康にも悪影響を与えるため避けたいもの。
お手入れ機能が充実したエアコンは、購入してよかったと感じる方が多い重要なポイントです。
節電になるから
高性能センサーや節電モードがついたエアコンを使用すると、電気代を押さえながらお部屋の温度を快適な状態に保つことができます。
エアコンは温度の急激な変化が発生した際に、多くの電気代がかかると言われています。
効率よくお部屋の温度を調整する機能がついたエアコンに変えたら、電気代が安くなったという声が上がるくらい、温度調節機能はとても大切です。
予算が合えば高機能センサーつきのエアコンを選びたいですね。
エアコンによる体調不良が減ったから
エアコンを使用すると、部屋が冷えすぎたりカビやホコリなどを巻き上げたりするため、体調を崩しやすくなることもあります。
快適に過ごすためにエアコンを使用したのに、逆に体調が悪くなってしまうのであれば使用する意味はありません。
そこで、温度調整機能付きのエアコンや空気清浄機能がついたエアコンを使用すれば、部屋を適温に保ちながら空気をきれいに入れ替えることができるため、エアコン使用時の体調不良を軽減することができます。
快適に健康に過ごすためにも機能的なエアコンを選びましょう。
失敗や後悔しないエアコンの選び方
対応畳数を確認する
エアコンの購入時に必ず確認する必要がある対応畳数ですが、設置する部屋の畳数と同じ対応数を選んでしまうと失敗する可能性があります。
エアコンに記載されている対応畳数は、家の構造などによって大きく変動します。
例えば鉄筋よりも木造の家の方が部屋の気密性が低いため、対応畳数の最大値でエアコンを選んでしまうと、部屋の温度が適温になりにくくなってしまう可能性があります。
そうした失敗を防ぐためにも、木造の家に設置するエアコンは、対応畳数の最低値を見ながら選ぶことが大切です。
省エネ性能を確認し電気代を節約する
同じメーカーのエアコンであっても、省エネ性能は大きく異なります。
もちろん省エネ性能が高いエアコンのほうが高額になりますが、後々の電気代のことまで考えるとトータルコストが安くなるということも少なくありません。
月々の電気代を可能な限り抑えたいという方は、購入時の値段をケチらずに省エネ性能が高いエアコンを購入することをおすすめします。
部屋によって必要な機能を確認する
一口にエアコンと言ってもその性能は多種多様です。
そのため、設置する部屋にどのような機能が搭載されていたほうが便利か、きちんと確認しておくことが大切です。
例えば、寝室に設置するのであれば、静音性の高いものや空気清浄機能がついているものなどを選ぶと、快適な空間で就寝することが可能にあります。
エアコンは高機能になればなるほど価格がアップします。
普段使用しない機能がついているものを買ってしまうと、その分損をしてしまうことになるので注意しましょう。
買ってよかったエアコンのメーカー
ダイキン
ダイキンのエアコンは、空気清浄機能がついているということで一時期話題となりました。
特におすすめスペックのうるさらシリーズは、室内の冷暖房と除湿、そして加湿と同時に換気を行うことができるため、部屋の中の温度を適温に保ちながらも、新鮮な空気を循環させることができるようになっています。
また、無給水で室内の加湿も行うことができるため、部屋の乾燥対策が簡単にできるという点も高ポイントです。
パナソニック
パナソニックのエアコンの中には、エオリアAIが搭載された機種があります。
この機能は生活パターンを把握して、細かく温度などを設定しなくても自動で室内の温度を最適にしてくれます。
また、パナソニックが独自で開発したナノイーXが搭載されている機種では、カビや菌の発生を抑制してくれるため、体調管理もしやすいというメリットがあります。
日立
日立のエアコンの魅力はなんといっても使い勝手が良いことです。
大きさもコンパクトなので、ベランダに室外機を置いてもかさばらず、スッキリさせることも可能となっています。
日立のエアコンには、あえてエアコン内に霜をつくり汚れを吸着させ、溶かして一気に洗い流すという凍結洗浄機能がついているエアコンがあるので、エアコン内のお手入れを楽にしたいという方には特におすすめです。
安いエアコンは買わない方がいい?
安いエアコンは機能性が悪いため買わないほうが良いという話を聞いたことがある人も多いでしょう。
確かに、何代も前の型の場合は機能性が悪く、省エネ効果も低いため購入するのはおすすめできません。
しかし、最近のエアコンは機能性が高いものが多く、新しい製品が出たとしてもそこまで性能が変わらないことも少なくありません。
そのため、一代前程度の型落ちで価格が低価格に設定されている場合は、逆に最新モデルと同等の性能がついたエアコンをお得に購入できるというわけです。
安いから性能が悪いという目でエアコンを選んでしまうと、損をしてしまう可能性があるので、きちんと製造された年代とスペックを確認してから購入するようにしましょう。
エアコンを買う時の注意点
エアコンを設置場所を確認しておく
エアコンを購入する際は、室内機の位置をしっかりと確認しておくことが大切です。
エアコンを設置するためには、ある程度のスペースが必要になります。
そのため、狭いスペースにエアコンを設置する際は本体などの大きさを正確に測っておくことも重要です。
また、エアコン排気のルートや室外機の設置場所についても、事前に確認をしておく必要があります。
最近ではネット通販でエアコンが簡単に購入できますが、マンションなどは排気ルートなどが特殊な構造になっている場合があるので、事前に電気屋さんに現場を見てもらうことをオススメします。
購入してからサイズが合わないことに気づいたとならないためにも、余裕を持ったスペースの確保をしておくようにしましょう。
エアコンの電力数を確認しておく
エアコンは電源のV数によって対応できるものとできないものがあります。
特に広いリビング用に設計されたエアコンなどは、200Vのハイパワー電源でないと使用できないものが多いため、そうした広いお部屋用のエアコンを購入する際は特に注意が必要です。
人気のおすすめエアコン5選
【日立】白くまくん Fシリーズ RAS-F22RM
- 人気シリーズ「白くまくん」
- 内部クリーン機能つき
- 工事保証3年
狭いスペースにもすっきりおさまるコンパクト設計です。
室外機も小型タイプなので、ベランダにも邪魔しないサイズ。
内部クリーン機能がついているので空気の汚れも心配せず使用できます。
【ダイキン】S22ZTES-W
- 水内部クリーン(結露水洗浄)
- ストリーマ空気清浄
- 抗ウイルスフィルター
ダイキンならではの高機能クリーン洗浄がついているので、常にキレイを保ってくれます。
結露水を利用して熱交換器を洗浄する方法で汚れを洗浄。
洗浄後にストリーマ照射と乾燥運転を行い、熱交換器をキレイにしてくれます。
また、ストリーマ空気清浄つきでお部屋の空気もキレイにしてくれます。
【パナソニック】エオリア CS-223DFL-W
- 内部クリーン機能つき
- すぐでる冷房
- エアコンをスマホで操作可能
エアコンを運転するだけで家族の空気が清潔・快適になる人気シリーズ「エオリア」。
「すぐでる冷房」で暑い日もすぐに快適な部屋をつくってくれます。
【三菱電機】霧ヶ峰 MSZ-GV2822(W)
- コンパクト設計
- 自動でお掃除
- 霧ヶ峰REMOTEアプリで便利
清潔コート熱交換器を採用し、親水性コートで付着しにくくした油をドレン水で洗浄します。
お好みで選べる3モード除湿機能がついており、環境に合わせて設定可能です。
お手入れも簡単なベーシックモデルです。
【シャープ】L-Pシリーズ AY-L40P-W
- プラズマクラスターNEXT搭載
- ロングパネル気流制御を採用
- スマートスピーカー対応
スタイリッシュなデザインで、高級感のあるモデルです。
シャープ独自のプラズマクラスターで部屋の空気をキレイに、付着したニオイやカビ菌にも効果を発揮。
快適な空間をつくってくれます。
スマートスピーカー対応で、無線LAN内蔵タイプです。
エアコンを買う時のよくある質問
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中古のエアコンは価格が安いというメリットがありますが、故障した際の保証がついていないというデメリッがあります。
型によっては性能がかなり低い可能性もあるので、どうしても安いエアコンが直ぐに必要という以外は購入を避けたほうが良いでしょう。
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室外機のカバーを購入すると確かに購入時の価格は高くなります。
しかし、カバーを設置すると室外機を保護できたり、エアコンの運転効率を高めることができるため、可能であれば購入を検討したほうが良いでしょう。
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エアコン自体にクリーニング機能がついていたとしても、フィルターなどは定期的にお掃除をする必要があります。
ただし、内部までしっかりお掃除したいという方は、業者に依頼することをおすすめします。
素人が内部の清掃に手を出してしまうとエアコンの故障に繋がっり、場合よっては火災の原因になってしまうこともあるので注意が必要です。
説明書に載っていないレベルの手入れをする場合は必ずプロに頼みましょう。
中古のエアコンは買わない方がいい?
エアコンを買う時に一緒にカバーも買った方がいい?
エアコンのクリーニング方法はどうすればいいですか?
まとめ
一口にエアコンと言っても、その性能はピンからキリまであります。
優れた機能が沢山搭載されたエアコンは一見高性能に見えますが、場合によってはただ価格が高いだけで、使い勝手が良くないということもあるので注意が必要です。
お得に良いエアコンを購入するためには、何よりも事前のリサーチと自分自身が絶対外せないと考えている機能をピックアップしておくことです。
そうすることで必要な機能を厳選でき、エアコン自体の価格を安く抑えることができるようになります。
現代社会のニーズに合わせるのであれば、おすすめは省エネ性能が高いエアコンです。
月々の電気代を抑えたいという方は、是非注目してエアコンを選んでみてください。