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買ってはいけないエレキギターとは?買って後悔するエレキギターの特徴や正しい選び方を紹介

エレキギターは数多くある楽器の中でも、自由で、かっこよくて、それでいて比較的低額で始めることができる最高の楽器です。

でも、中には買ってはいけないギターも紛れていて、初心者が見分けることは非常に困難です。

そこで今回、買うと後悔するギターの特徴や正しい選び方、安心のおすすめのモデルを紹介させていただきますので、ぜひ参考にしてみてください!

ギターには必須の「アンプ」。買ってはいけないアンプとして、別記事でも紹介しているのでこの記事を読んだあとにチェックしてみてくださいね!

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この記事でわかること

買ってはいけないエレキギターの特徴

全てが揃っている初心者セット

ギターを始めるには多くのアイテムが必要になりますが、悩む時間と予算を減らして初心者セットを選んでしまうと後で必ず買い替えることになります。

  • ノンブランドの安いギターは1~2時間の練習でチューニングがずれる
  • 愛着がわかず、練習の質が上がらない
  • 1曲弾けるようになる頃には、全てのアイテムの質が良くないことに気付く

モデルも予算も、悩んだ分だけ必ず自分の糧になります。
1つ1つ、どうか自分で相棒を選んであげてください。

大手メーカー品と錯覚させる初心者セット

大手メーカーのエレキギターに必要なアイテムが付いてくる!これなら買っても良いよね!?

ダメです

大手メーカーのアンプが付属するだけで、ギターはノンブランドであることを隠して販売している初心者セットが多数ある

本当にひどい話ですが、初心者セットは売れます。質を度外視すれば1,000円で作れるのでめちゃくちゃ儲かります。だからこそ悪い人達が集まってきます。

セット品を購入するならメーカーの確認は必須。できればセット品の購入を避けましょう。

アンプ内蔵のエレキギター

アンプ内蔵のエレキギターは便利なようでマイナスの部分が多いので購入を避けましょう。

  • アンプとスピーカーの重量分、本体の木材を減らしていて音色が異なる
  • サイズも異なる(小さい)
  • 電池が必要
  • セッションできるほどの音量を出せない

ヘッドホンでの練習は、一般的なギターでもアンプにヘッドホンを繋げば良いだけなので、内蔵タイプの購入は避けましょう。

以上が買っていけいないエレキギターの特徴になります。

結局、どのエレキギターがいいの?という事になると思いますが、逆に買ってよかったエレキギターはこちら(↓)にまとめています。厳選したエレキギターなので購入の参考にしてみてくだいね。

買ってはいけないエレキギターのメーカーは?

バッカスは買ってもいい?

バッカスは長野県に本社を置く日本メーカーで、1977年にギター製造を始めています。

  • 『Riverhead』と『Bacchus』の2つのブランドを展開
  • 必ず人の手で調整を施すこだわり
  • 高級ギターだけでなく、1~2万円のエントリーモデルも多数製造

国内のエレキギター/ベース製造会社としては、YAMAHAと並んで人気のおすすめメーカーとなっています。

フェンダーは買ってもいい?

ロック発祥の地であるアメリカに本社を置く、超有名メーカーこそがフェンダーです。

  • 楽器製造を開始したのは1945年
  • 同じ機種でも『時代ごと』に音作りを変えるこだわりと探究心
  • 世界中のアーティストに愛されている

フェンダーはギターもアンプも、澄んだクリアな音色を得意としていて、演奏の腕がもろに出ます。

プロはもちろん、初心者も演奏の良し悪しが分かりやすくて練習になり、おすすめです。

アイバニーズは買ってもいい?

アイバニーズは日本の楽器メーカー『星野楽器』が有するギターブランドです。

  • ブランド設立は1957年
  • 主流の6弦だけでなく、7弦/8弦/9弦の先進的なギターやベースを製造

以前はアーティスト向けのシリーズを多く展開していましたが、近年は初心者向けの『Ibanez GIO』シリーズもリリースしていて、おすすめのメーカーの1つとなっています。

momoseは買ってもいい?

有限会社『飛鳥』によるハンドメイドのギターブランドこそがMOMOSEです。

  • 1本1本日本人の手により作られている
  • 製作年代ごとに異なる音色
  • 『ヴィンテージ』も『オリジナル』シリーズも、ハンドメイドならではのアレンジが施されている

最低価格が20万円以上の高級ブランド。

ギターはきちんと保管・メンテナンスすれば30年を大きく超えて使っていけるので、一生モノとして惹かれるものを感じた方におすすめです。

ヤマハは買ってもいい?

日本の楽器メーカーとして広く知られているヤマハは、エレキギターもとても人気があります。

  • 1966年にヤマハ初のエレキギターを製作
  • シンプルでくせのないモデルが多く、扱いやすい
  • シンプル故に低価格モデルでも良質なサウンド

国内の楽器メーカーとしての規模が圧倒的で、生産体制や販売経路の有利さから、価格を抑えても高品質なラインナップが非常に多いです。

特別好きなメーカーがない方には、真っ先におすすめです。

失敗しないエレキギターの選び方

『悩む』これだけが唯一の正しい選び方

ギターはスペックで機種を絞り込めるスマホやパソコンと違い、弾く人や弾き方によって音色が異なります。しかも、異なるからと言ってどちらが正解/不正解とも言えません。

だからこそ、『悩む』ことがもっとも大切です。

  • 悩んだ分だけ、選んだギターに愛着がわく
  • 悩んだ分だけ、ギターごとの違いや特徴を知れる

愛着は演奏の集中力や演奏後のメンテナンスの丁寧さにプラスに働き、ギターの知識は演奏仲間やファンとの交流できっと役に立ちます。

もちろん、なんの手がかりもなしに悩んでは時間だけが過ぎていくので、いくつかの情報源を参考にしましょう。

参考となる情報源

通販サイトの売れ筋ランキング

Amazonや楽天などの通販サイトでは、実際に売れているモデルがランキング形式で紹介されているので、売れている=良モデルという構図が、ある程度は成り立ちます。

ただし、

  • 初心者セットが紛れている
  • 売れている=良モデル=自分が欲しいと感じるかどうかは別問題

売れているという情報だけではあまりにも決め手に欠けるので、あくまでも参考資料の1つとして活用しましょう。

実際に購入した人の口コミや☆評価

通販サイトの本当の価値は、購入者のレビュー。実際に演奏してみた体験談・評判を知れる点にあります。

ただし、

  • 口コミ数は多くない(楽器は良し悪しの判断が難しいため)
  • ☆評価の件数も少ない(楽器は数が多い上に正解がないため購入が分散する)

口コミも、ランキング同様にあくまでも参考の1つ。
まだ情報が足りないので、最後に次の情報を活用しましょう。

比較サイトのおすすめモデル

比較サイトでは買ってはいけないギターを排除した上で、メーカーを横断して機種を選別・紹介してくれるので非常に参考にしやすい情報源です。

ただし、正解を提示できるほど万能ではないので、気になるモデルを見つけた後に必ず『悩む』時間を設けてください。

『比較サイトで気になったモデル』→『ランキングをチェック』→『口コミもチェック』
といった具合に、複数の情報を元に悩んで初めて愛着がわくモデルになります。
ぜひおすすめ情報などを参考にしてみてください。

エレキギターの価格帯・相場

  • 初心者に人気のギター→2~4万円
  • 初心者が次に欲しくなるギター→5~10万円
  • ライブハウスなどで演奏する中級者以上のギタリストに人気のギター→10~20万円
  • プロ→30万円以上

なお、繰り返しになりますが、1万円程度の初心者セットのギターは必ずすぐに買い替えたくなるので、選択肢から外しましょう。

エレキギターを買うならこれ!おすすめ10選

【ヤマハ】PACIFICAシリーズ PAC112V

おすすめポイント!

  • 2007年から続く超ロングセラー!高いポテンシャルが大人気!
  • コイルタップ機能搭載で、1本で太くて豊かな音も細くて鋭い音も両方出せる!
  • 選べる6色のカラーリングとピックガード!

ベーシックモデルながら上級モデル並みの演奏性能があり、発売から10年以上経った今でも人気が続くおすすめモデルとなっています。

【ヤマハ】 PACIFICAシリーズ PAC112VMX

おすすめポイント!

  • PAC112Vの後継モデルで、クリアで正確な音程を奏でられる抜群の演奏性!
  • コイルタップ機能搭載で、1本で太くて豊かな音も細くて鋭い音も両方出せる!
  • ナチュラルウッドにブラックピックガードの個性あるデザイン性!

こちらもベーシックモデルながら上級モデル並みの演奏性能。

指板にメイプル材を用いることで音の抜け感が大きく向上しています。

※ただし、現在品薄。入荷待ちとなるお店が増えています。

【フェンダー】Playerシリーズ Stratocaster

おすすめポイント!

  • 高音、中音、低音、それぞれで鳴りの良さや力強さのあるフェンダーらしいサウンド!
  • シングルコイル採用で、音のキレが他のモデルよりもワンランク上!
  • 2点で支えるトレモロ構造で、長時間演奏しても音ズレが生じにくい!

フェンダーはロゴすらカッコよくて大人気のブランドです。

もちろん奏でるサウンドも抜群なので、中級者以上になっても使い続けられるギターをお探しの場合は、非常におすすめのモデルとなっています。

【Squier】Mini Strat v2

おすすめポイント!

  • フェンダー直系ブランド!フェンダーのサウンド技術を踏襲しつつも低価格!
  • 一般的なギターより少しコンパクトな57.8mmスケールで、体が小さい女性でも演奏しやすい!
  • 4点で弦を固定し、コンパクトでも音色の響きをしっかり保つ!

ギターの多くが体の大きな男性向けに作られている中、このモデルは女性など小柄な人に合わせて作られています。

持ち運びにも便利なので、トラベル用としてもおすすめです。

【Squier】Affinityシリーズ Stratocaster

おすすめポイント!

  • フェンダー直系ブランド!フェンダーのサウンド技術を踏襲しつつも低価格!
  • フェンダーと同じ2点トレモロ構造で、音ズレしにくい!
  • 5ウェイスイッチングでサウンドの幅がものすごく広い!

コスパは抜群!

しかし、スイッチが多いと配線の数も抵抗値も増えて、メンテナンスが増えたり音の伸びが減ったりするので、便利機能は多用せず、フェンダーの音色を低価格で欲しい方にだけおすすめします。

【フェンダー】Stratocaster HSS

おすすめポイント!

  • シングルコイルだった従来のStratocasterにハムバッキングを追加!
  • 細くて鋭い音だけでなく、太くて豊かな音色も出せる!
  • 価格はほぼ据え置き!(※販売店により異なる場合もあります)

フェンダーが売りとする音のクリアさや抜け感が好きな方はシングルコイルモデルがおすすめです。

他のギターメーカーのサウンドも好きな方はハムバッキング搭載のこちらのモデルがよりおすすめとなります。

【アイバニーズ】AZES31-Ⅳ

おすすめポイント!

  • アイバニーズ製のビギナー専用モデル!
  • 5ウェイセレクター&ミニスイッチ搭載であらゆるジャンルの音楽に対応!
  • 幅広いサウンド作りを学べる最高の練習機!

これ1本でギター人生を謳歌することは難しいですが、その分価格が抑えられています。

いずれ本気のギターを買うために本気で練習するのであれば、とてもおすすめのエントリーモデルとなっています。

【バッカス】BSH-900ASH/RSM

おすすめポイント!

  • ローステッドメイプルによる豊かで味わい深い音色表現!
  • ネックも板版もナットもトレモロもペグも全てが実戦仕様!
  • 持っている人が少なく、目立つ!

目立つことは実はかなり大事です。観客を前にした演奏時はもちろん、観客を集める段階でも注目を集めることができるからです。

鬼滅の刃の宇随天元ではありませんが、『ド派手に行く』ならぜひおすすめのモデルです。

【ヤマハ】PACIFICA611VFM

おすすめポイント!

  • YAMAHAパシフィカシリーズの最高傑作!
  • 手になじむギターネックに精密なピッチ感!
  • 深みのある音色も澄んだ音色も抜群の完成度!
  • フレイムメイプルのボディが美しい!

話題のアニメ『ぼっち・ざ・ろっく』の主人公、後藤ひとりが愛用しているPAC600シリーズ

初心者にとっては決して安くない価格ですが、幅広いジャンルに対応できるハイクオリティモデルなので、気になる方はぜひ候補に加えてみましょう。

【MOMOSE】EC-Premium/FT S/N

おすすめポイント!

  • 1点モノで1生モノ!最高峰のハンドメイドギター!
  • 希少な国産フレイムトチ(栃)を贅沢に使用!
  • 特別カラーで存在感が違う!

小さなハコでの演奏がはばかられてしまう超高級品。

実は購入をおすすめしている訳ではなく、こういったギターもあることを知っておくと仲間との会話の役に立つと思うので掲載させていただきました。

でも地道にギターの腕を磨いていけば、いつか巡り合う日がくる……かもしれません!

エレキギターのメリット・デメリット

エレキギターのメリット

  • 音量自在!自宅での練習が格段にしやすい!
  • ヘッドホンを使うこともできる!
  • 初心者でも音が出る!(弦を押さえる指の力が弱くてもしっかり音がでる)
  • YouTubeに練習動画がたくさんある!
  • アコースティックギターより軽量でコンパクト!
  • アンプで音を増幅できるので、他の楽器とセッションしやすい!
  • かっこいい!!!

デメリット

  • アコースティックギターと違い、別売りのアンプがないと演奏できない
  • アンプ以外にも必要なアイテムがたくさんある

必須アイテム:ギターアンプ

アンプは種類も多く、出す音量に合わせて適切なモデルが異なるので、こちらのアンプ紹介記事で分かりやすく紹介させていただきます!

必要アイテム:スタンドやピックなど

  • ピック→色や形、滑り止め付きなどお好みで。1枚100円程度から
  • チューナー→チューニングに必須(最近はスマホのアプリでも可)
  • 張替の弦→きちんと練習すれば1か月で音質低下。予備の予備まで欲しい
  • スタンド→練習の休憩時にとても便利
  • 肩ストラップ→立って演奏する時に必須
  • ソフトケース→自宅での保管用に
  • ハードケース→移動時にうっかりぶつけてのダメージを防げる。あとかっこいい
  • クロス→毎日の弦のお手入れに
  • 譜面台→紙の楽譜だけでなく、大きめのタブレットを置いても便利
  • サウンドレコーダー→録音しての反復練習に。スマホより音が良い。パソコンでも可
  • ヘッドホン→自宅での練習に。ただし接続可能なアンプが必須

初心者がセットで購入したくなる気持ちが良く分かるアイテム数。でもきちんと悩んで自分で1つ1つ選んでいきましょう。中でもギター、アンプ、ピック、チューナーの優先度が高いです。

エレキギターを買う時のよくある質問

性能とか素材じゃなくて、好きなアーティスト(アニメキャラ)が使っているモデルを買うのは邪道?

王道中の王道です。
最短距離で愛着がわくので、最強の相棒となります。
選び方で『悩む』ことをおすすめしていますが、唯一例外となる素晴らしい選び方です。

ケースって必要?

木材は適切な温度・湿度を保つと長持ちします。空気の流れがあると環境が変化しやすく、電子部品はほこりが大敵でもあるのでソフトケースでの保管がおすすめです。
なお、密閉性の高いハードケースで長期間保管すると、木材が呼吸できず逆効果になりかねないのでご注意ください。

左利き用(レフティ)のギターってある?

あります。でもモデルが圧倒的に少なく、生産数も少ないので同価格では性能が落ちます。
結果、左利きでも右利き用のギターを購入して練習する人がほとんどです。

まとめ

買ってはいけないギターやおすすめ10モデルを紹介させていただきました!

音楽はきっと人生を豊かにしてくれるので、ギターを始めようか悩んでいらっしゃる方はぜひ参考にしてみてください!

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この記事でわかること