出産を迎えるにあたり、必要なベビー用品は大小さまざま。
特に初産の場合、何が必要で何が不要なのか、クチコミをみてもよくわからないですよね。
最近はベビー用品も良質なものが増え、見ているとあれもこれも欲しくなるものです。
しかし、ベビー用品は短い期間しか使わないものも多く、厳選して揃えたいものです。
買ってよかったものと買わなくてよかったもの、そしてベビー用品の失敗しない選び方をまとめていますので、購入する時の参考にしてください。
本当に必要なものを厳選しましょう
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買ってよかったベビー用品の特徴
素材が良いもの
ベビー用品の最大のポイントは「素材」にあります。
特に赤ちゃんの肌に直接触れるものは安全で安心して使える素材のものにしましょう。
化繊を使用していないコットン100%のものや、肌によくない染料をつかっていないものなど、ベビー用品として安全性が高いものが重要です。
また、赤ちゃんは着替えを頻繁に行うため、洗濯回数が増えます。
素材が良いものだと何度洗濯してもヨレにくく、肌触りも良いのでおすすめです。
赤ちゃんは肌も敏感なので赤ちゃんの肌のことを考えて作られた肌着やおくるみを選びましょう。
さらにベビー用品の素材で重要なのが「口に入れても安全なもの」であることです。
生後5ヶ月を超えると口に物を運ぶことが増え、誤飲の危険性も高くなります。
ベビー用品として販売されているものは誤飲防止の観点で設計されているものがほとんどですが、なかには塗装がはがれやすかったりするものも。
小さなパーツが取れないことはもちろん、はがれた塗装が口に入ることがない安全な物を選びましょう。
長く使えるもの
赤ちゃんはあっという間に大きくなるので、ベビー用品の多くは使える期間が短くなるものです。
しかし中には、生まれてすぐからある程度大きくなるまで長く使えるものもあります。
たとえば、沐浴用に購入するバスタオルは、最初にしっかりしたつくりのものを購入すると長く使えます。
またガーゼハンカチなどは、新生児から保育園まで長く使えます。
タオルやガーゼハンカチ類は数年使えるものを想定して選ぶといいでしょう。
安全を確保するもの
ベビー用品で欠かせないものの1つに「安全を確保するアイテム」が挙げられます。
たとえば、コンセントカバー、安全ゲート、ベビーモニターなど日常的に使用する家庭用アイテムがあります。
安全ゲートを購入する家庭は多く、キッチンの入り口やテレビ台の前など、用途に合わせてゲートを設置するとハイハイ期にも安心して過ごすことができます。
また、最近では在宅勤務の人が増えており、ベビーモニターが重宝するという声が増えてきました。
新生児期は育休を取得している人が多いので、別々の部屋にいることは少ないですが、家事をしている時間や昼寝している時間など、モニターで赤ちゃんの様子が確認できるのは便利ですよね。
海外ではベビーモニターが主流ですが、日本でも導入している家庭が急増しています。
買ってよかったベビー用品一覧
絶対必要なベビー用品
肌着
産後すぐに必要なベビー用品として肌着があります。
新生児のときはコンビ肌着など、簡単に着脱できるものが人気です。
特に「ボタンタイプ」の肌着がオススメ。
リボンタイプだと、着替えのたびに結ぶ手間が疲れるという意見が多いです。
利便性を考えて肌着を選びましょう。
ガーゼハンカチ
ガーゼハンカチは新生児から幼児期まで長く使えるアイテムのひとつです。
特に「6重ガーゼ」などの厚手のハンカチは重宝するのでオススメ。
保育園でもガーゼハンカチを持参する場合が多く、厚手のものは食事の以外の場面でも使いやすくオススメです。
新生児期は沐浴にも使えるので、10枚以上持っておくと便利ですね。
おくるみ・タオルケット
おくるみやタオルケットは昼寝などに必要なアイテムです。
赤ちゃんには軽くてあたたかい素材のものが適しており、素材にこだわった商品も多く販売されています。
外出時のひざ掛けとして使用するのもいいですね。
スタイ
生後5ヶ月くらいになるとよだれの量が増え、さらにお座りするようになるとスタイが手放せません。
スタイといってもさまざまなタイプのものがあり、U字型のものや丸形のもの、素材もタオル生地や防水タイプなど用途に合わせて購入する必要があります。
外出先でも必須アイテムなので、簡単に洗えてすぐ乾くものがオススメです。
おむつ
産後すぐに必要なおむつは、たくさんのメーカーから販売されているのでとても迷いますよね。
新生児期に気をつける点は「肌触り」です。
産後すぐに入院先の病院で使っているおむつが使いやすく、そのまま購入する人が多いですが、最初のうちはうんちの回数も多く肌がかぶれる心配があります。
プレミアムタイプなど肌ざわりを重視している商品も多くあるので、最初の数ヶ月は思い切って高価なおむつもアリかも。
おしりふき
毎日使うおしりふきは、安くて肌に優しいものがいいですよね。
最近ではネット通販が主流になっているので、重くて運ぶのが大変なおしりふきはネットのクチコミを参考に購入する人が多いです。
先輩ママたちが水分量と肌触りをコメントしてくれているので、ぜひ参考にしてみてください。
ベビーソープ
赤ちゃんの肌はデリケートでベビーソープも刺激が少ないものを選びたいですよね。
特に乳幼児湿疹などの時期はベビーソープが悪さをしないか心配でたまりません。
赤ちゃん用として販売されているものは化学成分を使用していなかったり、敏感な肌に刺激を与えないように作られていますが、どんな製品でも合う合わないはあります。
もし赤ちゃんに合わないと感じた場合はすぐに使用を中止しましょう。
抱っこ紐
首がすわるようになれば抱っこ紐が大活躍します。
ベビーカーだけでは満足してもらえず、必ず抱っこタイムが発生します。
ときには長時間抱っこすることもあるので、ママの腰に負担が少なくホールド力が高い商品を選びましょう。
防水シーツ
新生児期は吐き戻し、幼児期はおねしょと、防水シーツは長いあいだ重宝するアイテムのひとつです。
防水シーツがあれば汚れたときにすぐ洗えるので、添い寝をしていても安心です。
哺乳瓶
哺乳瓶は自宅だけでなく外出先でも必要なアイテムです。
成長に合わせて大きな哺乳瓶が必要になることもありますが、離乳食の進み具合によっては不要な場合も。
最初のうちから大きな哺乳瓶をたくさん購入すると、深い部分を洗うのが面倒で使わないこともあるので、成長に合わせて購入しましょう。
外出用にはプラスチック製の軽いものを購入するのもオススメ。
爪切り
赤ちゃんの爪切りは赤ちゃん専用爪切りでないと安全に切れません。
ハサミタイプのものがオススメですが、ハサミが苦手な場合はヤスリタイプでもOKです。
赤ちゃんの爪は紙のように薄いので、自分で引っ掻いてケガをすることも。
こまめに切って赤ちゃんの肌を傷つけないようにしましょう。
あると便利なベビー用品
授乳クッション
授乳中しか使わないといっても授乳クッションはあると大変便利です。
外出先で授乳クッションのありがたみを強く感じるほど、重宝するアイテムのひとつです。
おすわり期には赤ちゃんの座椅子としても使えます。
オススメなのは、丸洗いできたり別売りでカバーがあるものです。
どうしても吐き戻しなどで汚れてしまうため、簡単に洗えるものを購入しましょう。
バウンサー
バウンサーは高価な印象がありますが、ひとつあると便利です。
最近ではレンタルや中古などでも入手でき、ブランドによってはお手頃な価格なものも増えてきています。
メリー
おねんねタイムにオススメなのがメリーです。
クルクル回るタイプや音が鳴るものなど、たくさんの種類があります。
ベビーベッドがないおうちには置くタイプ、長く使いたい人はジムに組み替えられるタイプがオススメです。
シリコン製エプロン
離乳食が開始するとシリコン製エプロンが役立ちます。
シリコンビブとも呼ばれ、汚れてたら水で洗えるのが特徴。
その都度洗濯して乾かす必要がないので外出先でも使いやすく便利です。
1〜2枚程度あるといいでしょう。
ストローマグ
ストローマグは外出時に重宝するアイテムのひとつです。
最初はスプーンで飲んだりとなかなか水分を摂るのが難しい時期がありますが、ストローマグやコップマグで飲めるようになると、外出先でいつでも水分補給ができます。
練習が必要ですが、成長に合わせて飲み口も変えられるタイプがあるのでオススメです。
後悔しないベビー用品の選び方
本当に必要なものかを考える
ベビー用品はどれもかわいくて欲しくなりますよね。
特に初めての出産だと、生まれてくる赤ちゃんのためにといろいろなものを買ってあげたくなるものです。
今はネットで何でもすぐ購入できる時代なので、ついポチポチしてしまうことも。
しかしベビー用品は購入するまでに必要かどうかをしっかり考えることが重要です。
これは本当に必要なものなのか、赤ちゃんのためになるものなのかをよく考え、本当に良いもの、本当に必要なものを買うようにしましょう。
慌ててあれもこれも買わない
初めての赤ちゃんを迎えるパパやママにありがちなのですが、1度に新生児期と幼児期のベビー用品を買わないい用にしましょう。
生まれてすぐに必要なものと、生後6ヶ月から必要なものは違います。
ハイハイし始めたらこれが必要、そして1歳になったらこれというように月齢によって必要なものはさまざま。
また子どもの成長には個人差があり、人それぞれのペースがあります。
生まれてすぐに必要なものはある程度買い揃えておく必要がありますが、大きくなってからのものはその頃になってからでも十分間に合います。
早くから買って準備していても結局使わなかったということがありますので、慌ててあれもこれもと買わないようにしましょう。
高額なものはレンタルも検討を
ベビー用品は便利なものがたくさんあり、育児する側から見てもこれは楽できそうだというものがあります。
こんなのがあったらいいなと思ったら、かなりの高額だったというものもあるでしょう。
高額なベビー用品は、まずレンタルで試すことを検討してみてください。
最近は、ベビーベッドやハイチェアなど一時的にしか使わないものがレンタルで人気です。
また、高額なものはレンタルで使用感を確認し購入する人も。
ベビー用品は使用する期間が短いものが多いので、購入に迷ったらレンタルも検討してみましょう。
逆に買わなくてもよかったベビー用品は?
ベビーバス
家で沐浴させるためには必要だと思われがちですが、買わなくてもよかったものの1つにベビーバスがよく挙げられています。
新生児期は、洗面台で十分できますし、キッチンのシンクで済ませている人もいます。
洗面台やシンクだとパパやママの腰が痛くならず、楽だったという声は多いです。
洗面台やシンクは使用前後にきれいにすれば問題なく使えますが、赤ちゃんを直接洗面台やシンクに入れるのに抵抗がある場合は、沐浴マットを敷いて体を洗うのもオススメ。
ベビーバスを購入したい場合は、使用期間もしっかり確認して購入するようにしましょう。
ベビーベッド
ベビーベッドは赤ちゃんを安全に過ごさせるために必要とされていますが、「使える期間が短いのに高額」という声が多いです。
実際に購入しても1年ほどで使用しなくなる割に処分が大変だったり、ベビーベッド以外の使い道が無いのがデメリットですね。
最近ではベビーベッドに代わる簡易的な「添い寝用ベッド」なども販売されているので、レンタルベビーベッドや添い寝ベッドなどを活用するのがオススメです。
おむつ用ゴミ箱
最近では布おむつを使う家庭はほとんどなくなり、使い捨てのおむつが一般的になりました。
しかし紙おむつは、どうしてもニオイが気になるものです。
おむつ専用のゴミ箱としてカートリッジ交換式のゴミ箱があり、おむつのニオイ漏れがない優れものなのですが、これも買わなくてもよかったベビー用品の一つに挙げられています。
カートリッジ交換式のため替えのカートリッジが必要なため、消耗品代が余計にかかります。
コストと手間を考えて、使い続けるのを止めたという人が多いようです。
カートリッジが不要でニオイが漏れにくいおむつ専用ゴミ箱もありますので、ニオイが気になる人は簡易的なものを購入しましょう。
安いベビー用品は買わない方がいい?
ベビー用品でも安く売られているものがありますが、安いものは買わない方がいいのかというと、そんなことはありません。
最近は100均でもベビー用品が売られていますし、西松屋や赤ちゃん本舗などでもお手頃価格のベビー用品があります。
日本のお店で売られているものであれば、品質チェックもしっかりしているはずですから、ちょっとしたベビー用品なら安くても問題はありません。
ただし、ベビーカーや抱っこ紐、チャイルドシートなどは、「安い」だけで選ぶと後悔することがあります。
平均単価が高価なものほど安い商品は避けたほうがいいでしょう。
ベビー用品はサブスクでも問題ない?
最近はサブスクリプションが盛んになってきて、様々なサービスが展開されています。
音楽配信サービスなどはよく知られていますが、ベビー用品のサブスクはまだあまり知られていません。
しかし、うまく使えば月額定額制の料金でベビー用品が借り放題できるので、いろいろなものを試してみたいという人には向いています。
利用する前には、対応エリアかどうか、料金プラン、送料の有無、レンタル期間などサービス内容をチェックし、いくつかの会社を比較してみると良いでしょう。
使い勝手はどうか、子どもに合っているかどうかをサブスクで確認し、それから購入するという人も多いので、上手に利用すればとても便利なサービスと言えるでしょう。
ベビー用品を買う時のよくある質問
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中古でもいいベビー用品は、チャイルドシートやベビーベッド、ベビーカー、そしてハイローチェア、絵本などです。
基本的に高額なものや使用期間の短いものは中古で良いと言えます。
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すぐに使えるものだとおくるみやバスタオルなど、何枚あってもいいものが喜ばれます。
おむつケーキなどもプレゼントに最適です。
また自宅で使える離乳食の食器セットやシリコンビブなどもおすすめです。
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ネット通販、店舗どちらもメリットがあります。
ネット通販はクチコミを参考に購入できるので、悪いクチコミも見ながら選ぶことができます。
店舗は店員さんに具体的な使用方法や売れ筋などを聞くことができますし、実物を確認できるのが最大のメリットです。
中古でもいいベビー用品ってなんですか?
プレゼントであげるものでおすすめのベビー用品はなんですか?
ベビー用品はどこで買うのがおすすめですか?
まとめ
生まれてくる赤ちゃんのためにベビー用品選びをするのはとても楽しいものです。
あれもこれもと買い揃えたくなるものですが、本当に必要なものかどうかを考えて買うようにしましょう。
先輩ママさんたちの声も参考にし、レンタルで済むものはレンタルに、中古でも良いものなら中古で買うなどしてできる限り無駄がないように出産準備をしていきましょう。
ベビー用品を買う前に予算を立てるのはもちろんですが、絶対に買うもの、検討するもの、安ければ買うもの、などに分けてまとめておくと無駄な買い物をせずに済むかもしれません。
買ってから後悔することがないよう、リストアップしてみるといいですね。