2歳になると言葉もなめらかに話せるようになり、理解力も増えてきます。
活発に遊ぶようになるこの時期は、どのようなおもちゃが理想でしょうか?
手先を動かして脳を刺激する知育玩具など、発達に良い影響を及ぼすおもちゃについて知っておくと、購入時の参考になるでしょう。
この記事では、2歳児のママやパパが「買って良かった」と満足度の高いおもちゃや人気のおもちゃ、選ぶ際のポイント、疑問点などをまとめました。
また、育児中には欠かせないマザーズバッグも別の記事で紹介しているのでよかったらチェックしてみてくださいね。
楽しいおもちゃでグングン発育をのばしましょう
買ってよかった2歳児向けおもちゃの種類
モンテッソーリ教育のおもちゃ
モンテッソーリ教育は、子どもが自ら成長しようとする力を伸ばすことを目的とした幼児教育のメソッドです。
モンテッソーリ教育のおもちゃは、遊びを通じて健全な発達を支援し、自己解決能力を養えるよう開発されました。
子供たちが楽しみながら問題を解決し、自分の力で成長する機会を得ることができるので、成長が著しい2歳児にぴったりのおもちゃです。
モンテッソーリ教育のおもちゃは、種類が多いのもうれしいポイントです。
子どもの興味に合わせて、お気に入りのおもちゃを選ぶことができます。
外遊びができるおもちゃ
2歳になると走るのが好きだったり、ボール投げが好きだったりと、体を動かす遊びがメインになってきますよね。
自宅でゆっくりとはいかない年齢だからこそ、外遊びでしっかり疲れてもらって夜も寝てもらいたいものです。
外遊びの定番として、昔から親しまれているのが幼児用ボールです。
とてもシンプルですが、それだけに工夫次第でさまざまな遊びができます。
運動神経を伸ばすのはもちろんのこと、創意工夫する力を伸ばせる点でもおすすめです。
また、砂遊びに活躍する砂遊びセットも、知能の発達を促すおもちゃとして人気です。
このほか、幼児用スクーターや三輪車なども、大喜びで遊んでくれます。
体を動かすおもちゃ
室内でもしっかりと身体を動かせるおもちゃの1つに、室内用のジャングルジムがあります。
ステップを登ったり、滑り台を滑り降りたり、ジャングルジムをくぐったり、またいだりと、身体全体を使って遊べるのが利点です。
また、ふわふわの柔らかな素材でできたボールもおすすめです。
当たっても痛くありませんし、家財道具を傷つけない点でも安心なので、雨などで外に出られないときに室内で楽しめるでしょう。
失敗しない2歳児向けおもちゃの選び方
イメージが広がるおもちゃ
2歳児になると自主性や社会性が身に付いてきて、さまざまな事柄に興味を持つようになります。
これは、イメージする力が発達してくるからです。おもちゃに対しても、「これは何だろう?」「これを動かしたら、どうなるんだろう?」「おもしろそう!」など、さまざまな点に興味を向けるようになります。
子どものイメージが広がるおもちゃを選びましょう。
モンテッソーリ教育のおもちゃなど、手で触ったり動かしたりでき、動きを目で追えるものや、音が鳴るものなど、五感を刺激する知育玩具がおすすめです。
達成感を得て成長を促すおもちゃ
何かを達成する体験は、子どもに大きな喜びをもたらし、新しいことに挑戦する気持ちを育みます。
遊びながら、「できた!」「やったー!」と感じられるパズルやブロック、色分けなどは、成功体験が得られるのでおすすめです。
自分で最後までやり遂げるよう見守り、できあがったらほめてあげましょう。
子どもの遊びを見守り、いっしょに喜びを分かち合うことで、やる気を伸ばすことができます。
もし、難しくて困っているなら、ヒントを与えるなどして優しく導いてあげましょう。
指先を使うおもちゃで脳の発達を促そう
2歳になると手先の機能も発達し、細かな動作ができるようになります。
日常生活でもボタンをはめる、お箸を持つなど手先を動かす動作が多いため、手先を使うおもちゃはおすすめです。
また、手先を動かすことで脳が刺激され、集中力や思考力などが発達します。
ひも通し、パズル、粘土などの手を動かして遊ぶおもちゃは、楽しみながら脳の発育を促します。
買ってよかったおもちゃのジャンル
子どもが夢中になるモンテッソーリ教育のおもちゃ
パズル要素のあるブロックや積み木、算数が学べるもの、楽器、おままごとなど、子どもの知的好奇心を刺激してくれることが2歳児には大切です。
手先を動かしながら心身の発達を促すモンテッソーリの教育おもちゃは、子どもが夢中になって遊んでくれる知育玩具です。
さまざまな分野へ興味を持つきっかけになりますし、創意工夫をする楽しさを覚える点でも、買って良かったと思えるおもちゃです。
外遊びができる満足度が高いボール
ボールはまん丸いだけの遊具ですが、シンプルゆえに創意工夫ができるのが良い点です。
一人で遊べるだけでなく、パパやママ、お友達と遊ぶのも楽しく、コミュニケーションの手段として最適であることも、買って良かったと思えるポイントです。
外遊びでおすすめの玩具はたくさんありますが、ボールは飽きずに遊べるうえに価格も手頃なものが多いので、外遊びの必需品といえるでしょう。
体を動かすおもちゃで買って良かったジャングルジム
2歳児は元気いっぱいで、家の中でもじっとしてくれません。
雨の日など外で遊べないときは、元気を持て余してしまいます。
そんなときに室内用のジャングルジムがあれば、夢中になって遊んでくれます。
しっかりと身体を動かすので寝付きが良くなりますし、室内遊びで運動神経を鍛えられるのもおすすめのポイントです。
人気の2歳児向けおもちゃ10選
【学研ステイフル】ニューブロック“くまのプーさん”バッグ
- 対象年齢24ヶ月以上
- ブロックと指人形2つ入り
- 想像力を掻き立てるブロックおもちゃ
くまのプーさんのニューブロックです。16種種のブロックが合計60個
と豊富な上に、プーさんとピグレットの指人形が付いています。
ブロックとごっこ遊びの両方が楽しめるので、喜んで遊んでくれるでしょう。
ブロックで作った空間を舞台に指人形を動かすことで、くまのプーさんの世界を体験しながらごっこ遊びができ、想像力や工夫する力を育みます。
【カワダ】きかんしゃトーマス つみきあそび
- 対象年齢18ヶ月以上
- キャラクターピースつき
- レールつなぎでも遊べる
31ピース入りの、木製の積み木セットです。
トンネルを作ったり、レールを組み立てたりなどの積み木遊びを楽しみながら、イマジネーションを広げる能力を育みます。
ソドー島を走る線路が描かれたプレイシートが付いているので、機関車を走らせるなどのごっこ遊びもでき、盛り上がること間違いなしです。
【ジョイパレット】入れよう!開けよう!できるかな?かぎいっぱい育脳パズル
- 対象年齢24ヶ月以上
- 6種類のかぎ遊び
- 4つの知育遊び
12の形、8つの色など、さまざまな種類の遊びを楽しみながら、脳の発達を促すパズルです。
丸、三角、星、ハートなどのパズルピースには、アンパンマンとその仲間のイラストが描かれており、「この形が入るのはどこかな?」と考えながら遊ぶことで、脳の発達をうながします。
いろいろなパズルを試せるので、飽きずに遊べる点でもおすすめです。
【LOTUS LIFE】ジスター 天才のはじまり
- 対象年齢24ヵ月以上
- 棒通しや紐通しのセットつき
- 480ピース+増量
舐めても安心の自然由来の塗料を使っているので、安心して遊ぶことができます。
たくさんのピースを繋げたり、紐通ししたり、遊び方はたくさん。
お片付けの練習にもなるおうち型ケースつき。
【ピープル】ピタゴラス® BASIC 知育いっぱい! どうぶつえん
- 対象年齢18ヵ月以上
- 磁石でくっつくタイプ
- 知育あそびガイドつき
平面あそびから立体あそびまで、長く遊べるパズルおもちゃです。
動物ブロックもついているので、さまざまな形をつくりながら動物もくっつけて楽しめます。
【アガツマ】アンパンマン すうじもABCも! 天才脳かさねていれてあいうえおキューブ
- 対象年齢18ヵ月以上
- 遊びながら数字、あいうえお、ABCのおべんきょう
- 人気の天才脳シリーズ
キューブを重ねたり並べたり、年齢によって色々な遊びができます。
数字、ひらがな、ABCの勉強が自然にできるので、知育おもちゃの入門編としてオススメ。
【くもん出版】くもんのジグソーパズル STEP2 なかよし どうぶつファミリー
- 対象年齢24ヵ月以上
- 9〜20ピースの4セット入り
- 集中力と作業力を育てる
ピース数が異なる4種類のパズルが入っているので、徐々にレベルアップできるのが嬉しいポイント。
達成感を養うことで集中力と作業力がアップします。
【レゴ】デュプロのまち アフリカのどうぶつ 10971
- 対象年齢24ヵ月以上
- レゴのデュプロシリーズ
- 創造力を伸ばす組み立て遊び
簡単な組み立てが学べるレゴのデュプロシリーズです。
動物のおもちゃを組み立てながら、付属のプレイマットで楽しめます。
赤ちゃんゾウとキリンのフィギュア、お花、木、小さな滝、アフリカの風景のプレイマットつき。
【くもん出版】NEW さんかくたんぐらむ
- 対象年齢24ヵ月以上
- おなじ形の三角をいろいろな形にはめるパズル
- はじめての図形パズルにオススメ
同じ大きさ、同じ形の三角形のパズルをはめ込むおもちゃです。
形が同じだからこそ、想像力を養いながら夢中で遊ぶことができます。
24枚のガイドボードでステップアップしながら遊べるのが嬉しいポイント。
【学研ステイフル】きかんしゃトーマス ころころアドベンチャー
- 対象年齢24ヶ月以上
- 8つのスイッチでトーマスが大冒険
- ステップアップできる遊び
つまんで遊ぶ、押して遊ぶ、転がして遊ぶ、などたくさんの要素がつまった知育おもちゃです。
8つのスイッチがついているので、飽きずに夢中になれる仕掛けがたくさん。
トーマスのデザインが子供ごころをくすぐります。
安いおもちゃは買わない方がいい?
おもちゃは、子どもの成長に合わせて買い換える必要があるため、できれば安いおもちゃを選びたいと思う方も多いでしょう。
しかし、安全性も念頭に置くべき重要なポイントです。
安いおもちゃの中には、材質や製造過程で問題がある場合もあります。
そこで、選び方の目安としてSTマークを確認することをおすすめします。
STマークが付いているおもちゃは、厳しい安全基準をクリアしている証拠です。
このマークがあれば、安くても安全性に不安はありません。
また予算を抑える方法として、信頼できるメーカーやお店のレンタルサービスを利用したり、セール品を探すこともおすすめです。
これによって、品質と安全性を保ちつつ、経済的な面でもうまくバランスを取ることができます。
2歳児向けおもちゃを買う時の注意点
おもちゃは安全性を第一に選ぶ
おもちゃ選びでは、安全性が最優先です。
次のポイントに注意して選びましょう。
とがったパーツや角がない、ケガをしにくい形状・素材のものを選ぶことです。
コードやヒモが付いている場合は、首に巻き付かないよう長さにも気をつけましょう。
電池を使うおもちゃは、電池ケースがきちんと閉まるか、蓋が取れにくい構造かを確認し、電池の誤飲を防ぎます。
そして、安全基準を満たしているマークであるSTマークがついているかを確認してください。
そして、販売メーカーやおもちゃの名前を検索して、過去の販売停止やリコール情報を確認することも重要です。
自主的に楽しめるかもチェック
さまざまなおもちゃが開発されていますが、成長を促すために、創意工夫ができるものを選びましょう。
至れり尽くせりのおもちゃよりも、シンプルな構造の方が、子どもが自分で遊び方を編み出せるので創造性を伸ばすことができます。
例えば自動車のおもちゃなら、電動で動くものより、自分の手で動かすものの方が全身を使って遊べます。
また、ボールや積み木などのシンプルな道具は、自分で工夫してさまざまな方法で遊べるでしょう。
2歳児向けおもちゃを買う時のよくある質問
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2歳になると、ネジ回しのおもちゃで楽しく遊べるようになります。
ネジを回して外したり、取り付けたりする遊びは、手先が器用になる、集中力を養う、観察力が伸びるなど、成長に良い影響を与えることでしょう。
ただし、パーツが小さいものは誤飲の原因になるので、安全性の高いものを選びましょう。
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ケースバイケースですが、場合によってはご近所の迷惑になる可能性があります。
特に静かな環境や夜間の使用は、騒音になりやすいので要注意です。
音が出るおもちゃを選ぶ際には、音量が調節可能なものが望ましいでしょう。
音量が調節できない場合は、音が出るスピーカー部分をテープや布などで塞ぐなどすると、音量を小さくすることができます。
また、夜などの静かな時間帯には、音の鳴るおもちゃは使わないなど、使用を制限することを考えましょう。
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2歳児は周囲への興味が広がり、大人の真似をしたいと思う年頃です。「大人と同じにできる!」という感覚を満たしてあげると、楽しく遊んでくれるでしょう。
たとえば、ハンドルのおもちゃはベビーカーやチャイルドシートに取り付けると自分で運転しているような気分になれるので、機嫌良く遊んでくれます。
ボタンを押すと光ったり、音が鳴ったりするものが多いので、長時間の外出でも退屈せずに遊べます。
2歳児はネジ回しのおもちゃは使えますか?
音が鳴るおもちゃは近所迷惑ですか?
ベビーカーやチャイルドシートに合う2歳児向けおもちゃはどんなものですか?
まとめ
2歳児は1歳児に比べると、いろいろなことを理解できるようになりますし、自分でできることも増えてきます。
周囲への興味が広がり、周りから多くの事柄を吸収しつつ成長していく時期でもあります。
自主性を伸ばし、創意工夫をしながら楽しめるおもちゃが最適です。
おもちゃでの遊びを通じてコミュニケーションをとりながら、健やかな発達を促しましょう。