最近多くの調理家電が販売されていますが、どのような調理家電なら失敗せず購入できるのか迷いますよね。
家電は当たり外れがつきもの。
だからといって失敗はしたくないですよね。
どうしても勢いで買いたくなってしまう調理家電ですが、事前に「当たり」の調理家電とはどのようなものなのかを知っておくことで、外れを掴まされることなく、よりよいアイテムを選びやすくなります。
調理家電を購入するときに抑えておくべきポイントと、オススメの調理家電を一挙紹介!
購入する前にチェックしてみましょう。
高価な買い物だからこそ失敗したくないですね
買ってよかった調理家電の特徴
使いたいときすぐに使える
調理をするときに「あの調理家電があったらよかったのに!」と感じたことはないでしょうか?
日常生活の中でとくに使うというわけではないけれども、ちょっとこだわって調理をしたいときに必要になる調理家電。
なかでも調理家電の大事なポイントは「使いたいときにすぐ使える便利さ」ではないでしょうか。
せっかく購入しても使うまで手間がかかったり、準備に時間がかかるようでは使うのが億劫になってしまいます。
使いやすい調理家電といえば、代表的なものでハンドブレンダーが挙げられます。
スムージーを作りたいときはもちろん、泡だて器がついている商品も多く出ており、クリームを作りたいときなどは必須アイテムになりました。
ほかにも離乳食やケーキなど、いろいろな料理に重宝します。
調理の時短に役立つ
コスパと並んでタイパが重視される世の中、時短アイテムの観点から見た調理家電選びも重要なテーマとなるでしょう。
忙しい生活を送っていると調理にかける時間も限られてきます。
ついつい冷凍食品&レトルトに頼りがちな生活になってしまうのを防ぐ意味でも時短に役立つ調理家電はとても重宝するもの。
仕事から帰宅したばかりの疲れたときに楽に調理できる調理があれば「買ってよかった」としみじみと思うものです。
いつもより贅沢な食事を楽しめる
ちょっとお値段は高い、調理のために必須というわけではない、でもあるととても嬉しい、そしてちょっとゴージャスな雰囲気を味わうことができる調理家電もあります。
週末やお祝いのときにカンタンに豪華な料理が作れる調理家電は1台あると便利ですね。
例えば先述した時短の観点からもおすすめな電気オーブンとスチームオーブンを兼ねたオーブン。
鳥の丸焼きやパエリアなど多くのオーブン料理が楽しめる調理家電が人気です。
スチーム機能がついている商品など幅広い機能を備えている商品が多くありますので、日常生活のなかで贅沢な料理を楽しめます。
買ってよかった理由
コスパがいい
買ってよかった理由として見逃せないのがやはり「コスパ」です。
調理家電の場合「安かろう悪かろう」に陥らないことが重要なポイントのひとつ。
単に値段だけで選ぶのではなく、値段に見合った、またはそれ以上の魅力を備えているかを優先することになります。
むしろ少し高額であっても、毎日の調理が楽しくなるようなアイテムの方が長く使えますし料理の幅も広がります。
多少高価であっても必要な機能を備えている調理家電を購入したほうが、結果的に「買ってよかった!」と満足度が高くなるものです。
料理の手間が省ける
何かと忙しい現代社会ではこれが筆頭の理由になるかもしれません。
先述した時短だけでなく、調理の作業を省くことができるかどうかも重要なポイントとなってきます。
最近では全自動の調理家電が人気で、材料を投入してボタンを押すだけで完成するような家電が人気です。
例えば圧力電気鍋の中には圧力鍋としての機能だけでなく煮込む、蒸す、炒めるといったさまざまな調理に利用できるものもあります。
また全自動炊飯器などもこのタイプの典型的な例として挙げられるでしょう。
お米と水を自動で入れてくる自動計量炊飯器も登場しています。
こだわりの料理が楽しめる
家族の誕生日祝いや友達を呼んでちょっとしたパーティーをするときなど、普段よりもちょっと背伸びした料理を作りたいときに役立つスペシャルな調理家電も魅力です。
また日常の調理でもちょっとこだわった料理を作りたいときなどに「あってよかった」と思うものです。
例えば手軽に低温調理ができる低温調理器や、通常のミキサーよりもワンランク上のジュースが作れるスロージューサーなどが挙げられます。
失敗や後悔しない調理家電の選び方
使いこなせるかどうかを確認する
これは調理家電選びで失敗しないための最大のポイントとなるでしょう。
背伸びしてちょっと高価な、または多機能な調理家電を買っても使いこなせなければ意味がなく、「使わない機能のためにお金を払った」ことになってしまいます。
自分が使いたい、または使ってみたい機能を備えていること、その機能を自分で使いこなす自信があることがまず大前提です。
現在の高い機能の調理家電は使いやすいものが多く、操作に戸惑うことはそれほどありませんが、調理そのものがその人の料理スキルを超えてしまっているために使いこなせないというケースもあるので注意しましょう。
相場より安すぎるものは要注意
調理家電に限らず家電商品を購入する際にはどうしても価格に目が言ってしまいがち。
「最小限の機能で価格が安い製品」を選ぶという選択肢もありますが、価格の安さばかりに目が行ってしまうと、結果的にコスパが低い製品を選んでしまうことになりかねません。
この点に関しては耐久性にも目を向けておきましょう。
安いけれども2年で故障してしまうような製品だったら、価格は3倍でも10年保つ製品のほうがコスパが高いことになります。
とくに炊飯器など日常的に使用するアイテムの場合ではこの点を気をつけたいところです。
ワンランク上の機能で満足感を
調理は楽しんでするもの、というのがやっぱり理想です。
「最低限の機能があればOK」というのもひとつの考え方ですが、調理を楽しいものにしてくれるような便利な機能、ちょっとこだわった料理を作るときに役立つ機能がついていればより毎日の調理が楽しくなるものです。
さらにデザイン性にも優れていると満足感が高くなると言われています。
調理が楽しくなるようなアイテム、さらに使うことそのものが楽しいアイテムを選ぶことができれば、こだわった調理を楽しむ機会も増えますし、それが調理スキルの上達のきっかけにもなります。
買ってよかった調理家電のメーカー
シャープの調理家電
家電メーカーとしてのシャープの特徴は他のメーカーにはない独自の機能を備えた製品を多く揃えている点が挙げられます。
とくに過熱水蒸気で調理するウォーターオーブンレンジ「ヘルシオ」は同社のトレードマークとも言える存在です。
時点&手間を省いた調理に役立つ機能を備えているのもシャープの特徴、忙しい毎日でなかなか思うように調理の時間をかけることができない、でも料理の質にはこだわりたい、そんな人にピッタリのメーカーです。
パナソニックの調理家電
パナソニックはもともと総合家電メーカーとして知られるメーカーだけに調理家電でも非常に幅広い製品を市場に送り出しています。
そしてひとつひとつの調理家電も多機能で総合点が高いものが多いのが特徴です。
代表的な製品としてはスチームオーブンレンジの「ビストロ」シリーズが挙げられるでしょう。
本格的な調理を手間をそれほどかけずに作れる機能が充実しているのも特徴、上記のシャープよりも「本格的な調理」に方に比重を置いた上で時短&手間いらずの調理に適した製品が作られている印象です。
アイリス オーヤマの調理家電
アイリス オーヤマは手頃な価格で簡単に調理を楽しめるアイテムを多く取り揃えているのが特徴のメーカーです。
その代表格が電気圧力鍋です。
たとえば「自動かくはん式調理機 CHEFDRUM(シェフドラム)」は材料を入れるだけであとはほったらかしで調理ができるアイテムとして人気です。
内部が回転することで人間の手で食材をかき混ぜる作業を再現し、全自動の調理機能を実現しているのが大きな特徴です。
楽して調理したい、という方におすすめなメーカーかもしれません。
安い調理家電は買わない方がいい?
安い調理家電には「安いなりの理由」があります。
その理由をしっかり踏まえた上で買えば問題はありません。
機能を最低限に抑えたから安いのか、それとも耐久性や基本的なクオリティが低いから安いのかを理解することが重要。
後者はもちろん「買わない方がいい」わけですが、前者のタイプなら選択肢として「あり」です。
この点の見極めをしっかり行いましょう。
調理家電を買う時の注意点
容量やサイズをしっかりと確認しておく
これはとくにネット通販で購入する際の注意点ですが、製品のサイズや容量をしっかりと確認しておきましょう。
例えばカップルの2人暮らしで3~5人の調理に適した製品を購入してもせっかくの機能を有効に使いこなすことはできません。
逆のパターンも同様、生活スタイルに合っていない調理家電はコスパが悪い買い物になってしまいます。
さらにもうひとつ、サイズに関しては置き場所・収納場所の問題もあります。
大きすぎる製品を購入してしまうと置き場所に困ってしまう、普段の生活で邪魔になってしまうといった問題も出てきます。
とくにミキサーなど、使用頻度が少なく普段は収納しているアイテムの場合、出し入れが容易にできるかどうかも重要です。
普段使いの家電か、使用頻度が少ない家電かを自分の生活でシミュレーションすすることを忘れずに行いましょう。
メーカーの品質レベルや口コミも確認しておく
安い家電を購入する際にはとくに注意したい部分ですが、メーカーの品質レベルや評判などもチェックしておきましょう。
やはり有名メーカーのほうが機能はもちろん、耐久性などの面でも優れています。
安さばかりを重視して選ぶと聞いたこともないメーカーばかりが選択肢になってしまい、よくわからないまま購入した結果、安物買いの銭失いになってしまう可能性も。
もちろん、有名メーカーであれば何でもいいというわけではありませんが、そのメーカーの評判や、どんな点において評価が高いのかなどを確認しておくことでより失敗するリスクが少なくなります。
人気のオススメ調理家電5選
【SHARP】HEALSiO ヘルシオ ホットクック KN-HW24G-W
- 水なしまるごと調理
- 「かきまぜ」&「火加減」の自動コントロール
- 2.4Lタイプ
人気のヘルシオホットクックのなかでも2.4Lの、しっかり容量があるタイプです。
無水鍋なので材料の水分でしっかり調理。
朝セットすれば帰宅時にはアツアツ料理ができている優れもの。
「かきまぜ」&「火加減」の自動でコントロールしてくれます。
【エペイオス】エアーオーブン 14L
- 1台6役の豊富なメニュー
- 同時に複数調理可能
- タイマー機能付き
エアーオーブンは50から220°Cまで調節できるので、幅広い料理に適応します。
ノンフライヤー、オーブン、トースター、発酵機など多くの役割を1台で担ってくれるので、他の調理家電が不要になるほど。
14Lという大容量で、最大3層まで調理できます。
【BONIQ】低温調理器 2.0 BNQ-10B
- 日本の低温調理専門ブランド「ボニーク」
- 発酵食品づくりも可能
- メーカー保証1年つき
WiFi接続機能がついているので、手軽に温度調整できます。
低温調理はタンパク質が固まらない温度帯で調理出来る点が大きなメリットです。
肉料理だけでなく、魚料理にもオススメ。
【Toffy】ミニスロージューサー K-BD4
- 石臼式の低速スクリュー
- 本体以外は丸洗い可能
- コンパクトなデザイン
石臼式の低速スクリューで材料をゆっくり圧搾してくれるので、余計な発熱がなく栄養素が壊れにくいです。
また、稼働時に食材が空気に触れにくい構造のため酸化しにくいのが特徴。
コンパクトなデザインで場所を取らず、スタイリッシュに配置できます。
【象印】黒まる厚釜 ブラック STAN. NW-SA10-BA
- 強火で炊くIH炊飯器
- 丸底でお米を対流させる構造
- うるつや保温機能つき
高温のIH方式で芯までふっくらしたごはんに炊き上げます。
まる底なのでお米が対流しやすく、釜全体に熱が伝わる「黒まる厚釜」を採用。
好みに合わせて炊き方が選べる「白米炊き分け3コース」が選べるので、新米のときなどに便利。
炊き込みご飯の後など、においが気になるときに使える「クリーニング」機能もあるので、常にキレイな状態を保てます。
また、高いデザイン性が人気で幅広い年齢層に人気の定番アイテムです。
調理家電を買う時のよくある質問
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調理家電はプレゼントに人気のアイテムですが、事前の確認が必須です。
とくに結婚プレゼントの場合、夫婦2人の生活スタイルに合ったものを選ぶ必要があります。
それに合わない調理家電を送ってしまうとありがた迷惑になりかねません。
相手と親しい関係にあり、事前に確認した上で購入できる場合にオススメです。
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もちろんなります。
時短だけでなく調理の手間を省くのに役立つ家電もたくさんあります。
時短・タイパの概念もこれから調理家電を選ぶ上での重要な基準となっていくでしょう。
買ってよかった時短家電はコレ!主婦や共働き、一人暮らしにもオススメの時短家電ランキング 「家事の負担を減らしたい」「自由に使える時間がもっと欲しい」 仕事や子育てで毎日忙しくて、ほんの少しで良いから余裕が欲しいと感じている人も多いのではないでしょ… -
あります。
レンタルとなりますが、用意された調理家電のなかから好きなものを選んで利用できるサービスもあります。
中古品に抵抗がないか、返却の手間がかからないかなどがこうしたサブスクサービスを利用する上でのポイントとなるでしょう。
結婚祝いなどでプレゼントとして調理家電を贈っても失礼ではないですか?
調理家電は時短になりますか?
調理家電のサブスクはありますか?
まとめ
調理家電選びは機能とコスパ、自分の目的に合っているかどうかのバランスが重要なポイントとなってきます。
とくに目的・用途はひとりひとり異なりますから、調理を楽しみたい、時短で調理したい、ワンランク上の料理を作りたいなど、自分の目的に合わせて選んでみるようにしましょう。
そしてやはり欠かせないのが「長く使い続けられるかどうか」。
コスパを意識する際にはこの点も忘れずにチェックし、安かろう悪かろうの罠にひっかからないよう注意したいところです。