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買ってよかった料理本はコレ!マンネリしない料理本の選び方や初心者から上級者までおすすめの料理本も紹介

さまざまな料理本が出版されており、いまや自宅でも幅広いジャンルの料理が楽しめるようになりました。

それだけに料理本を選ぶ際には「作ってみたい料理」を作れるかどうかだけでなく、自分の調理スキルで作ることができるかが重要です。

また、どれだけ簡単に作ることができるのかといった視点に特化した料理本も多く、時短レシピや簡単本格料理など、気になるキーワードが多いですよね。

今やレシピだけならネットでもさまざまな形で入手できますが、書籍ならではのメリットを調べていきます。

初心者から上級者まで料理本の選び方を紹介します

この記事でわかること

買ってよかった料理本の特徴

日常生活で役立つ

いくら魅力的な料理のレシピが紹介されていても、日常生活で役に立たなければ料理本として魅力的とは言えないでしょう。

わざわざ書籍で購入するからには、日常の食事づくりに役立つものを選びたいもの。

例えば忙しくて時間がないときや、仕事から疲れて帰ってきて調理をする気力が湧かないときなど、必ずしもベストなシチュエーションで調理ができるとは限りません。

いつもどおりの時間を取れないときや疲れているときに重宝する、簡単レシピが豊富な本が人気です。

料理のレパートリーが増える

家族や自分の食事をいつも調理していると、どうしても「今日は何を作ろうか」と迷うことがあります。

少ないレパートリーで日々の食事を回していると、いくら美味しいものを作っていても飽きてしまいますし、調理そのものに飽きてしまうこともあります。

レパートリーを広げるのに役立ってくれるような料理本なら、こうした日々の悩みを解消してくれます。

ぜひ自分では思いつかない料理が載っている本を選んでみてください。

栄養への意識を高めてくれる

食事をする上で栄養バランスは重要なポイントのひとつです。

ついつい毎日の料理で栄養バランスを考えることがなくなってきますが、料理本を参考にすると自然に栄養バランスが取れることも多く、お子さんがいる家庭にオススメ。

とくに成長期のお子さんがいる家庭ではいかにバランスよく、しかもお子さんが喜んで食べてくれる食事を用意できるかが非常に重要になってきます。

こうした栄養への意識や「栄養があるけど好き嫌いが分かれやすい食材」をうまく調理するためのコツが書かれている料理本は非常に役立ちます。

料理本を買ってよかった理由

料理を作るモチベーションが上がった

毎日食事を作っているとどうしてもルーチンワークのようになってしまい、作る楽しみよりも面倒の方が大きくなってしまいがちです。

料理本でレパートリーを増やすのはもちろんのこと、「これを作ってみたい!」と好奇心をかきたてられるような料理を作ってみることでモチベーションを高め、作る楽しみをよみがえらせることができます。

楽しみながらレパートリーを広げて、さらにスキルも上がる。一石二鳥ならぬ三鳥です。

食事への意識が高くなった

料理本で料理に関する知識を高めていくことで栄養に関する意識はもちろん、食事全般に対する意識を高めることもできます。

以前は「今日は疲れたからレトルトで済まそう」となっていたところを「簡単にできる時短レシピで軽く作ろう」という意識になるだけでも、食生活が格段に充実します。

また作る本人だけでなく家族全員の食生活を充実させ、食卓でみんなで過ごす時間をより充実したものにする機会も得られるでしょう。

調理の時短に役立った

現在出版されている料理本の中には時短にもかからず、身近な食材だけで非常に充実した料理を作れるレシピを揃えたものなどもあります。

忙しいときや疲れているときにも無理なく作れるレシピをレパートリーに加えることで、食生活の幅が大幅にアップしますし、調理の時間を節約することでほかのことに時間をかけることができるようになります。

働きながら食生活を充実させるのは大変なことですが、料理本があればヒントをくれるので時短の助けにもなります。

時短レシピに特化した本も多く出版されているので、料理に多くの時間を避けない人はチェックしてみては?

失敗や後悔しない料理本の選び方

自分のレベルに合わせて選ぶこと

料理はレシピ通りに作れば必ず作れるというわけではありません。

プロのレシピ通りに作ってもプロと同じ出来栄えにならないのは当然のこと。

そうなると自分のレベルにあった料理本を選ぶ必要があります。

いきなり高いレベルの料理本を選んでしまうと、うまく作れずにガッカリして料理そのものが面倒になってしまうことになりかねません。

レベルの高い調理本の中には、包丁など調理器具の使い方でも難易度の高いものを求めてくれるものがありますから、自分が使いこなせるレベルで調理できるかどうかも大事になってきます。

料理本にはたいていタイトルや説明文に大まかなレベルが書かれています。

「はじめてでも簡単!」など本のタイトルを参考に、自分のレベルに合っている本を選びましょう。

作りたい料理・ジャンルで選ぶ

和食、イタリアン、フレンチ…料理本の中には特定のジャンルに絞ってレシピや作り方のコツを紹介しているものもあります。

自分が作ってみたい、調理スキルを向上させたいジャンルの本を選べば上達に役立つでしょう。

逆に言えばあまり興味がない、またはレベル的に難しいジャンルの料理本を買ってしまうと使い機会がないまま終わってしまう恐れがあります。

料理本の方向性を見極めて選ぶこと

上記のジャンルの見極めとも共通してきますが、その料理本が読者に何を伝えたいのかを見極めることも重要です。

例えば栄養に関する知識を充実させている料理本もありますし、野菜をメインにした料理本、シニア世代の食生活の充実を目的とした本などもあります。

たとえば和食を紹介する料理本でも、方向性によって掲載されている情報量やレシピの内容、使用する食材などに大きな違いが出てくることになります。

野菜の切り方や魚のさばき方から説明されている本もあれば、調理器具が充実している人向けの本までさまざまです。

自分の調理スキルはもちろんのこと、生活環境や健康状態も考慮したうえで自分に役立つ方向性を持った本を選んでみましょう。

生活スタイルにあわせて電子書籍・紙媒体を選ぼう

さまざまなジャンルの書籍で電子書籍と紙媒体の両方が出版される時代となっています。

料理本も例外ではなく、多くの書籍は両方で入手することが可能です。そうなるとどちらを選ぶかも重要なポイントとなってくるでしょう。

電子書籍の場合、調理中に画面を見やすい、汚れない、たくさんの本を買っても収納場所に困らないといったメリットがあります。

その一方で紙媒体のほうが画像が大きくて見やすい、空いた時間に手にとって目を通す機会を作りやすい、記憶に残りやすいといったメリットがあります。

どちらがいいかは料理本を使用するシチュエーションによっても変わってくるので自分なりに判断するようにしましょう。

料理本を買う時の気をつけること

売れ筋や知名度で選ばない

料理本には「売れやすいタイプ」があります。

例えば有名シェフが書いたものや監修したもの、また簡単に作れるレシピだけを揃えたものが売れ筋のひとつです。

こうした売れ筋の傾向がある以上、売れているものが本当に自分にとって理想的な本とは限りません。

じっくり料理を作りたい、調理のスキルを上げたい人は簡単に作れる料理本よりもレベルの高い料理の作り方をわかりやすく教えてくれる本のほうが役立つでしょう。

どうしても知名度やネットでの評判を気にしてしまうものですが、あくまで自分の目的に合っているかどうかをよく見極めるようにしたいものです。

使いやすい・わかりやすい本を選ぶこと

写真や専門用語など、わかりやすい表現をしている本を選ぶようにしましょう。

たとえばイタリアンやフレンチなどでは専門用語がたくさん出てきます。

また文字だけの説明や情報だけではなかなか感覚的に理解できない面もあります。

できるだけわかりやすく、使いやすい本を選ぶようにしましょう。

パッと目を通してみて内容がよく理解できない、調理するシーンを頭の中で想像するのが難しい本は避けたほうが無難です。

文字数が多いほうが細かい調理方法や情報量が多く、逆に画像が多いと手順や情報量が少なくなります。

わかりやすさ、使いやすさは上述したレベルとも関わってくるので選ぶ際の重要なポイントとなるでしょう。

おすすめの人気料理本5選【初心者編】

【オレンジページブックス】味つけ黄金比率で基本の料理100

  • オレンジページのベストセラー料理本
  • 料理ごとの黄金比率を紹介
  • 味付けが簡単に

味付けがうまくいかない人のための基本の料理本です。

おかずごとに調味料の黄金比率を紹介。

これ一冊で失敗知らず。

【まるみキッチン】やる気1%ごはん テキトーでも美味しくつくれる悶絶レシピ500

  • 2023年料理レシピ本大賞 大賞受賞
  • テキトーでもおいしく作れるレシピ
  • 料理からデザートまで

食材ごとにレシピを掲載しているので、何をつくればいいか迷ったときに重宝する一冊。

取材料少なめをテーマに作った簡単料理本です。

【はらぺこグリズリー】世界一美味しい手抜きごはん

  • 第6回 料理レシピ本大賞 大賞受賞
  • 100レシピの簡単ごはん
  • はじめて一人暮らしをする人におすすめ

『世界一美味しい煮卵の作り方』が30万部突破のベストセラーとなった、はらぺこグリズリーさんの待望の第2作目。

とにかく簡単においしいをテーマに作られた100レシピ。

さらにそれぞれのレシピにアレンジをした「おまけプチレシピ」つき。

【にじまま】究極ずぼらおかず

  • 洗い物が少ないレシピ
  • めんどくさいを省いた一冊
  • おいしい!時短!かんたん!安い!めんどくさくない!

初心者ほど料理の洗い物が増えてしまいがち。

簡単に洗い物も少なく、おいしいレシピを詰め込みました。

初心者にオススメの一冊です。

【オレンジページブックス】ゆる自炊BOOK

  • NIKKEIプラス1でランキング一位
  • 自炊初心者にオススメ
  • コスパ素材のレシピ

レシピを読まずに作れるメニューだらけの料理本です。

自炊を始めたい人におすすめの簡単レシピ。

おすすめの人気料理本5選【上級者編】

【和田明日香】楽ありゃ苦もある地味ごはん。

  • 人気料理家「和田明日香さん」の人気シリーズ
  • 『10年かかって地味ごはん。』の続編
  • 料理」についての読み物も充実

人気の定番料理から少し手間をかけた料理まで、地味だけどおいしいレシピが満載です。

レシピには書ききれない料理に関する読み物もついているので、1冊でたくさん楽しめる料理本です。

【栗原 はるみ】きょうの料理 わたしのいつものごはん

  • レシピ100点を収載
  • 定番料理からおやつまで
  • つくりやすく間違いのないおいしさ

栗原はるみさんがNHK『きょうの料理』で紹介したレシピ100点を掲載。

定番のおかずからおもてなし料理、おやつまで幅広いジャンルの料理が詰まっています。

料理がマンネリしてきたときにおすすめの一冊。

【かっちゃん】人気店の味をおうちで!週末が楽しくなる再現ごはん

  • 話題の店や有名チェーンの人気メニューを再現
  • 家族や仲間で楽しめるレシピが満載
  • 楽しい“再現ごはん”を作れる一冊

話題の店や有名チェーンの味を、人気Youtuberかっちゃんが再現。

毎日の料理とは別に、週末家族で、仲間で楽しめる再現レシピがたくさん。

気になるお店のあの味をおうちで再現しませんか?

【松尾 幸造】シェ松尾元オーナーシェフのお料理教室

  • シェ松尾元オーナーシェフ・松尾幸造さんの定番レシピ
  • フランス料理を家庭で簡単に
  • 作りやすくシンプル

誰でも簡単に家庭で作れる料理を日夜研究している松尾シェフが紹介する、簡単だけどいつもと違う料理を作れる料理本です。

松尾シェフのお料理教室に参加している気分で、おいしく作れます。

【土井善晴】土井善晴のレシピ100 料理がわかれば楽しくなる、おいしくなる

  • 土井先生の日常に役立つ料理が満載
  • 作り続けたい家庭料理100品
  • 時短ではなく丁寧なレシピ

いわゆる時短料理、手抜き料理ではなく、だからといって手が込んだものではない丁寧なレシピ本です。

肉じゃがや茶碗蒸しなど、家庭の定番料理をいつもより丁寧に作るための一冊です。

料理本を買う時のよくある質問

料理初心者が本を買う時に気をつけることは?

まず初心者向けの料理本のなかから選ぶ。これが大前提です。

そのうえで時間をかけずに簡単に作ることができるか、自分が用意できる、扱える調理器具で作れるかなどを見ておくとよいでしょう。

さらに単に「初心者でも簡単に作れる」だけでなく、作りながら料理に関する知識やスキルを向上させていくことができるかも大事な部分。

料理本の購入を検討しているからには調理スキルを向上させたいと思っているはず。

レシピや作り方のコツだけでなく、食材や調理に関する知識も取り上げられている本がおすすめです。

男性向けの料理本はありますか?

もちろんあります。近年になって需要が増えている分野といってもよいでしょう。

ただ注意したいのは「男向けの料理本」はこれまであまり料理をする機会がなかった男性向けに作られたものが多く、それらの内容は初心者向けとなっています。

ですからもともと料理をする人がさらなるレベルアップを目指して料理本を探す場合には、男向けにこだわらずに自分のレベルに合ったものを選ぶ視点も必要になってくるでしょう。

逆に一人暮らしの男性をメインのターゲットにした簡単に作れる料理本も人気があります。

レトルトやインスタント食品ばかりで栄養が気になるけど、本格的に料理をするのはちょっと難しい…という方はこうしたタイプの男性向け料理本を探してみるとよいでしょう。

まとめ

料理本を賢く活用することで毎日の料理が楽しくなり、しかも食生活そのものを充実させることができるでしょう。

もちろん、料理本のレシピや説明通りにいろいろな料理を作っていくことで調理スキルの向上にも役立ちます。

しかし一方でこうしたメリットを得られるかは本人との相性が大きいですよね。

レベルはもちろん、日常の食生活に適しているか、実際に使い機会があるか、わかりやすいかといったいろいろなチェックポイントが出てきます。

自分なりの判断基準を踏まえた上で、長く楽しみながら料理のお供になってくれるような料理本を選んでいくことが重要なポイントとなるでしょう。

ぜひお気に入りの一冊を探してみてください。

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