一人暮らしをはじめた最初の頃は、その大変さが身にしみますよね。
家事や雑事もすべて自分でしなければならず、とくに3度の食事が大変です。
外食ばかりしていては健康的にも経済的にも悪いため、多少は自炊をする必要があります。
洗濯や掃除もこれまであまりしてこなかった方は最初は失敗も多いでしょう。
そんな一人暮らしの生活を楽に、楽しくさせてくれるものはなんなのでしょうか。
一人暮らしで買ってよかったアイテムや便利グッズなど、限られた時間を有効に使えるアイテムを紹介します。
ぜひお気に入りのアイテムを探してみてください。
一人暮らしを楽しめるアイテムを探してみましょう
一人暮らしで買ってよかったモノの特徴と理由
省スペースで使用できるもの
一人暮らしの部屋の間取りは、ワンルームや1K、1DK、1LDKの場合がほとんどです。
家賃をおさえるために部屋のスペースが狭く、欲しい物があっても置けないという場合が多いです。
そのため、あまり場所を取らない省スペースなものだと部屋を圧迫しません。
省スペースで使用できることは、一人暮らしにはありがたい要素です。
値段がリーズナブルで高性能なもの
値段がリーズナブルなものは今は当たり前、それに加えて高性能なものはお財布にも快適性においても魅力です。
安価なものは月々の家賃や食費、交際費で家計が圧迫されているという方や節約志向の方に向いています。
できるだけ余計な出費はしたくないけど快適に過ごしたい、というときには「高機能なアイテム」をゲットすれば後悔が少なくすみます。
予算オーバーで購入を迷ったらスペックを重視しましょう。
暇つぶしになるもの
一人暮らしをしていると、わりと暇に感じる時間が多くなります。
観たいテレビがなにもないときや休日に予定がないときなどです。
そんなときは暇をつぶしてくれるグッズがあれば、退屈せずにすむのでおすすめです。
できれば、長時間続けられて価格がリーズナブルなものだと長持ちできるため、暇をつぶすグッズとしては向いています。
家事時短グッズ
一人暮らしだと料理や洗濯、掃除などの家事は自分ですべてしなければなりません。
家事に関連する時短グッズがあれば、毎日の面倒な家事も効率化できるため、とても魅力的です。
アイデア商品も多くあり「こんなものが欲しかった」というような、かゆいところに手が届く便利なものも多数あります。
女性の一人暮らしで買ってよかったもの
東谷(AZUMAYA)のクラスタースツール
女性の一人暮らしだと、キッチンのうえのほうに手がとどかず、天井の電球が替えにくいということがたびたび発生します。
とくに低身長の方だとその苦労も多いと思います。
このクラスタースツール は、折りたたみ式の踏み台となっていて、使用時以外はたたんでしまっておけるためスペースもとりません。
軽いのにそれなりに安定感があり、1,000円台とコスパもよいのが魅力です。
なによりもポップなカラーからシックなデザインまで種類が豊富で、全部屋に置く方も多いようです。
【アイリスオーヤマ】 スツール SSTR-38
一人暮らしの狭い部屋では家具や収納グッズがあまり置けないのが悩みです。
そこでおすすめなのが、イスとしても座れて、収納もできるアイリスオーヤマのスツールです。
ワイドとレギュラーがあり、レギュラーは最大80キログラム、ワイドは160キログラムまで入ります。
クッション性が高いため座り心地も抜群で、使わないときは折りたたんでしまっておけるので邪魔になりません。
カラーが3色出ているため、部屋のインテリアとの相性で選べます。
Amazonプライム
夜や休日を映画や音楽、読書などで過ごす方も多いでしょう。
そこでおすすめなのがAmazonプライムです。
ECサイトAmazonの会員制プログラムで、話題の映画やドラマが見放題の「PrimeVideo」や最新曲をふくむ約1億曲がきき放題の「AmazonMusicプライム」、1,000冊以上のタイトル数をほこる「PrimeReading」などがあり、暇な時間を退屈せずに過ごせます。
【tower】折り畳み水切りラック
ひとり暮らしの狭いキッチンでは、鍋や調味料などがあふれているため、洗った食器を置いておくスペースがないのが不満です。
この折りたたみ水切りラックならシンクにかけて使用するためスペースを取りません。
網目状になっているため、置いておくだけで自然と食器の水を切ってくれます。
調理中はまな板を置いて作業台代わりになり、使い終わったらくるっと巻いて収納できます。
【GOKUMIN】 マットレス34D、2層高反発、厚み8cmソファベッド
一人暮らしをする際は、部屋のスペースが狭いため、ソファ&布団を選ぶかベッドを選ぶかの2択しかとれないケースが多いのが難点です。
GOKUMINの高反発折りたたみ式ソファベッドは、4通りの使い方ができるのが魅力です。
通常のソファや足を伸ばせるカウチソファ、枕付きベッドスタイル、睡眠の際には完全にたおしてマットレススタイルにもなります。
体圧分散力で長時間座ってもお尻が痛くならず快適な眠りに導いてくれます。
一人暮らしで買ってよかった家電
【ティファール 】電気ケトル0.8Lアプレシア・プラス KO6301JP
忙しい朝に、水分補給に、カップラーメンをつくるときに便利なのが電気ケトルです。
とくにティファールのアプレシア・プラスは、お値段が3,000円代とリーズナブルながら軽くて持ちやすく、片手でらくらく注げるのが便利です。
1分で沸騰してくれて蓋が本体に固定されているため、お手入れが楽になります。
沸騰した際は自動で電源をオフしてくれて、空焚き防止機能もついています。
一人暮らしだと1リットルも使わないので、0.8リットルの容量にも満足です。
【山善】電子レンジオーブンレンジ16L
朝トーストを焼いたり、買ってきたお弁当を温めたり、パックご飯を解凍したりする際になにかと便利なのが電子レンジです。
山善の電子レンジは、グリル機能によりパンを両面一気に焼き上げるため、面倒な裏返しがいりません。
レンジやオーブン、グリル、オーブン発酵の4機能が搭載されていて、料理やお菓子作りにも役立ちます。
ターンテーブルや自動温め機能がついていて20,000円以下と価格もリーズナブルです。
【Eue】スチームアイロン
朝起きて服をコーディネートしようとしたら、シャツがしわくちゃだったことはありませんか。
アイロンは立ち上がりが遅く、結局時間に間に合わずに違うコーディネートを選んで着たという方も多いでしょう。
そんな忙しい朝の衣類のシワが、Eueのスチームアイロンだったらすぐになおせます。
立ち上がり時間たったの15秒で、噴霧量13±3gのパワフルスチーマーのためすぐにしっかりとシワを取りのぞいてくれます。
520gと軽量で、折りたたんで収納できるので場所を取りません。
一人暮らしセットを買うならどこがいい?
ニトリの一人暮らしセット
ニトリの一人暮らしセットは選べる種類が多いのが特徴的です。
「洗濯機+冷蔵庫」2点のコンパクトセットや「洗濯機+冷蔵庫+電子レンジ」の3点セット、「洗濯機+冷蔵庫+電子+単機能オーブントースター+電気ケトル+マイコン炊飯ジャー+2WAYスティッククリーナー」の一人暮らし充実7点セットの3種類があります。
必要最低限の電化製品から、充実した電化製品セットまであるのが魅力です。
無印の一人暮らしセット
無印良品の場合は、一人暮らしセットと呼ばれるものは2023年時点ではありません。
ただし、家具の月額レンタルサービスが実施されています。
ベッドやデスク、チェア、シェルが月額2,400円でレンタルできます。
新居のための家具をそろえるのが大変、引越し後の処理に困るという方におすすめです。
ケーズデンキの一人暮らしセット
ケーズデンキの一人暮らしセットは3種類あり、その2つが「冷蔵庫+縦型洗濯機+電子レンジ」と「冷蔵庫+縦型洗濯機」です。
冷蔵庫は148Lの容量があり、自炊している方にもちょうどよいサイズ感となります。
縦型洗濯機は5.5kgで、2〜3日分をまとめて洗えるサイズです。電子レンジはコンパクトサイズなので狭いスペースでも設置でき、最大700Wで温められます。
一方、もうひとつの一人暮らしセットが「冷蔵庫+ドラム式洗濯機」です。
冷蔵庫は272Lの大容量で、大量に食品を購入しても収納できるサイズです。
ドラム式洗濯機は、洗濯7kg、乾燥3.5kgで、厚手の毛布も家で洗濯できます。
ケーズデンキの一人暮らしセットは、ニーズによって種類や容量などが選べるのが魅力です。
一人暮らし用の安い家電は買わない方がいい?
結論から言うと、多機能を求めなければ安い家電でも全く問題ありません。
一人暮らしの際に費用をおさえるため、中古家電やマイナーメーカーの購入を検討する方も多いでしょう。
しかし、安い電化製品は買わないほうがよいとの声もあり、購入がためらわれますよね。
安い電化製品がよくないとされる理由は、品質が確かでないからです。
中古製品は、目に見えない部分にキズがあるケースがあり、それが原因で故障しても保証は受けられません。
マイナーメーカーの場合は、1年間の保証がついていたとしても、部品がはずれたり、満足のいく品質でなかったりすることがあります。
それが原因で、安い電化製品は買わないほうがよいという意見があるのでしょう。
しかし、なかには安い電化製品でも満足度の高いものもあります。
近年の電化製品は多機能のものが多く、その分価格が高く設定されていますが、なかには使わない機能も存在します。
単機能で安い値段の場合、最低限の機能にしていることで値段を下げて販売できているのです。
安い電化製品のなかでも良質なものもあるため、お得に買い物する場合は販売店やメーカーの口コミを確認して、よい製品を選びましょう。
家電を買う時の注意点
設置スペースに気をつける
電化製品を購入する際は、サイズミスがないように事前に設置スペースにはかるようにしましょう。
とくに洗濯機の設置スペースは意外と狭いことが多いため、必ず奥行きや幅、高さなどを計測しましょう。
洗濯機の下に防水バンを設置するときは、そのサイズもはかります。
また、冷蔵庫や調理家電などは特に、熱を逃して壁にあたらなくするためにも、壁から数センチ離して設置することを想定しておかなければなりません。
家電量販店で見るとさほど大きく感じなくても、「家に入れると予想以上に大きい」ということがよくある失敗例のひとつです。
ドアを開けたときの寸法にも気をつけましょう。
予算を決める
一人暮らしをはじめる際は、家具をそろえたり、敷金礼金、賃料を支払ったりとなにかとお金がかかります。
そのため、家電購入に使用できる予算も限られています。
予算オーバーして毎月の支払いが大変になったということがないように、あらかじめ家電に使える予算を立てておきます。
毎日の家賃・食費・光熱費・税金など、意外と諸費用が多いことが一人暮らしをして知る大きなポイントです。
最低限必要な1ヶ月分の出費プラスαを残しておく、ということが一人暮らしのコツです。
家電など高額なアイテムを購入する場合は、あらかじめ決めた予算内でおさまるよう、無理のない購入計画を立てましょう。
本当に使用するか考えてみる
実は引っ越しの際にいらない家電を捨てている人の割合はかなり多いことがわかっています。
家電を処分するときは、家電リサイクル法が適用されるものはリサイクルショップに持っていくか、引越し業者に引き取ってもらうか、自治体に持っていく必要があります。粗大ごみとしては出せないため、少し手間がかかり面倒です。
そのため、不要になったときのことをはじめからよく考えておく必要があります。
本当に使用するのか、すぐに使わなくなるのではないかを検討しましょう。
まとめ
一人暮らしの際は部屋のスペースがかぎられているため、省スペースで使用できるものがおすすめです。
家事時短グッズや暇な時間を楽しくさせてくれるグッズがあれば、家事が楽になり一人の時間も退屈しません。
購入する際は、衝動買いするのではなく本当に必要とするものを選ぶようにすると失敗しません。