ヘアドライヤーは機能やブランドの種類が豊富なため、「どれがよいかわからない」「なにを基準に決めたらいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
価格もピンからキリまであるので、予算をどれくらい組んだらよいのかも疑問です。
実は、実際に購入してよかったというドライヤーにはある共通の特徴があります。
注意すべきポイントと合わせて選ぶことで、より満足感のある買い物をしましょう。
また、買ってはいけないドライヤーも紹介しているので合わせてチェックしてみてくださいね。
毎日使うものだから妥協したくないですよね
買ってよかったドライヤーの特徴
大風量で乾きやすい
風量が強いと髪をいためてしまうというイメージを持っている方も多いのではないのでしょうか。
実はドライヤーで髪をいためてしまうのは熱が原因です。
熱が地肌や髪にあたり、水分を吸収し髪を乾燥させてしまうからです。
そのためドライヤーを選ぶ際は、温度が高いものではなく風量が強いドライヤーを選びましょう。
風量が強いと髪を乾かす時間を短縮できるので髪をいためません。
髪にやさしいと謳っているドライヤーの多くは、大風量のものがほとんどです。
軽量で持ちやすい
どんなによいドライヤーでも重量が重ければ腕に負担がかかり、毎日のドライヤー作業が苦になってきます。
とくに髪の長い女性の場合、乾かす時間がどうしても長くなるため軽量のドライヤーのほうが腕をいためません。
力の弱い高齢者や子どもでも気軽に使えます。
また軽量のものは省スペースなものが多く、置き場所に困らないのがポイントです。
折りたたみ式のものもあり、旅行や出張でも重宝します。
見た目がおしゃれ
毎日使うものだから、見た目がおしゃれなほうが使用するときの気分があがり愛着もうまれます。
おしゃれなメーカーには、デザイン性の高さで有名なDyson(ダイソン)や高級感あるデザインのmod’s hair(モッズヘア)、ユニークでかわいいビジュアルの韓国ブランドのcado(カドー)までさまざまです。
購入の際は、洗面台やドライヤーホルダーのデザインと合わせて選ぶと、インテリアのおしゃれ度もあがります。
買ってよかった理由
髪質が改善される
髪はいろいろな理由で日夜ダメージをうけています。
パーマやカラーリングで使用する薬品やヘアアイロンによる摩擦ダメージ、紫外線ダメージによるものなどさまざまです。
それらが原因で髪のつやがなくなり、パサパサな髪になったりします。
そんなダメージが解消できて髪につやをあたえてくれるドライヤーは、長年の悩みが一気に解決できるありがたい存在です。
効果が期待されるドライヤーとして代表的なものが、イオンが放出されるタイプや、温度調節ができるものが髪質改善に役立つとされています。
毎日使いながら髪質が改善されると嬉しいですね。
速く乾いてくれる
朝シャンする方や乾燥に時間を使いたくない方は、速く乾くドライヤーがおすすめです。
髪が長い人ほどドライヤーで乾かす時間が長くなってしまうのが難点ですが、時間がないからといって半乾きで終了してそのまま寝てしまうと、枕との摩擦により髪がダメージを受けてしまいます。
髪が完全に乾くまでの時間を短縮することにより、その時間をほかのことに有効利用できます。
また、先述した通り髪に長時間温風があたることはダメージに繋がります。
髪が早く乾くことは時短だけじゃなく、髪そのものにもいい影響があります。
機能性が高い
せっかく新しくドライヤーを購入するのだから前よりもよいものが欲しいと思う方も多いでしょう。
機能性が充実していると、前よりも満足感が出やすくなります。
しかし、一般的に機能性が高いものほど値段が高くなる傾向にあります。
出せる予算が限られている場合は高級ドライヤーは選びにくいでしょう。
そんななかで機能性がよいのに価格もリーズナブルなドライヤーは購入者にとっては魅力的な製品ですよね。
大事なことは最低限必要な機能を厳選することです。
髪質改善のための必要な機能、時短のために必要な機能など、重要視する機能を選んでください。
そうすればおのずと商品が限定されてくるので、そのなかで予算をクリアするものを選ぶようにしましょう。
失敗や後悔しないドライヤーの選び方
速乾性があるものを選ぶ
髪のダメージを減らす、または乾燥時間を削減したいなら、速乾性のあるドライヤーを選びましょう。
ポイントは風量が強いモデルを選ぶことです。
風で髪を乾かすことにより、熱で乾かす場合よりも髪のダメージをおさえられます。
風量の強いドライヤーを探す際は「㎥/分」の値をチェックしてみましょう。
一般的に1.7㎥/分以上であれば十分に速乾性の高いドライヤーといえます。
なかには2.5㎥/分とかかれているモデルもあり、より時短をはかりたい方や髪のダメージを減らしたい方におすすめです。
500mg以下の重量を選ぶ
省スペースに収納できて、手が疲れないドライヤーを選ぶなら、500mg以下のものを探しましょう。
500mg以下だと500mlのペットボトルよりも軽量のため、長時間の利用でも手が疲れません。
特に髪が長い人は軽いものがオススメです。
コンパクトで軽量のため、出張や旅行のときにも手軽に持ち運べます。
折りたたみ式だとさらにコンパクトに収納できて便利です。
自分に合ったヘアケア機能か確認する
ドライヤーは髪を乾かすだけではありません。
便利な機能が充実しており、自動で温度調節してくれるモデルや海外旅行・海外出張にも使える海外対応モデルなどがあります。
また髪にうるおいをあたえてくれるマイナスイオンや遠赤外線効果が搭載されていたり、マッサージ機能や髪のまとまりをよくしてくれる高浸透ナノイー搭載モデルなどさまざまです。
自分が欲しいと思った機能が搭載されたモデルだと購入後の満足感も高くなります。
買ってよかったドライヤー
サロニア
美容室で使用されておりSNSでも人気なのが、サロニアの「スピーディーイオンドライヤー」です。
高機能ドライヤーのように美容ケアしたいけれど、多くの機能は必要ないという声から誕生したモデルです。
スピーディーと名のつくとおり、2.3m³/分と大風量のため速乾性が高くなっています。
約495gなので腕が疲れにくく、くすみカラーの5色のなかから選べて、デザイン性が高いのが特徴です。
マイナスイオン機能も搭載されていて、必要十分の機能がそなわっているのに5,000円台で買えるのが魅力です。
ナノケア
パナソニックのナノケアシリーズは、髪内部にまでうるおいをあたえながら効果的に乾かすための先進的な技術をそなえたドライヤーです。
最新モデル「EH-NA0J」は、風量がナノケア史上最大の1.6m3/分ながら、コンパクトなデザインなのが特徴です。
高浸透ナノイー&ミネラルにより地肌を健やかにし、まとまりのある美しい髪にしてくれます。
スカルプモードや毛先集中ケアモードなど5つの機能を搭載しています。
ダイソン
ダイソンの「SupersonicShine」は、デザイン性のよさも持ち合わせながら2.4m³/分と大風量のため髪の乾きが速いのが魅力です。
2種類の異なるアタッチメントが付属しており、マグネットによりワンタッチで切り替えできます。
「なめらかブラシ」と「うき毛抑制」モードにより、つやのあるなめらかな髪にしてくれます。
重量は720gと少々重めですが、持ちやすいコンパクトな形状をしているため、あまり重さを感じません。
シャープ
シャープと言えば「プラズマクラスター」搭載のドライヤーが定番です。
髪質改善をしてくれる機能で、ドライヤーの熱から髪を守ってくれます。
シャープのなかでもおすすめなのが「ドレープフローIB-WX1-P」です。ノズルが短く小槌のようなかわいいデザインが魅力のドライヤーです。
左右の2つの吹出口から風が出ることで、髪の毛全体に風を届けてくれます。
それにより、乾く時間が従来の製品の約25%短縮されました。
髪の距離により自動で温度を調整してくれるため、ドライヤーの熱で髪をいためません。
BEAUTYモードでは、温風と冷風が交互に自動変化することで、手軽につややかでさらさらなヘアにしてくれます。
安いドライヤーは買わない方がいい?
安いドライヤーは3,000円台で購入できるため、「安いドライヤーのほうがお得」と考える方も多いでしょう。
しかし、美しい髪質にしたい方はなるべくなら多少お値段がはるドライヤーをおすすめします。
その理由は、速乾性なのに髪がいたみにくいからです。
人気のドライヤーは、低温で髪をいたわりながら大風量で髪を乾かしてくれることに特化しているため、自然と髪質をよくしてくれます。
ドライヤー後は髪につやが出てさらさらになるため、「もうこれを知ったら前のドライヤーに戻れない」という方が多いのです。
ただし、あまり機能にこだわらない方や単機能だけでよいという方は、安いドライヤーでもよいでしょう。
5,000円ほど予算が組めたら、コスパがよく機能性も高いものもあります。
安いドライヤーがよいという方も、できれば5,000円以上を目安にしたほうがよいでしょう。
ドライヤーを買う時の注意点
高いドライヤーが自分が求めているものとはかぎらない
ヘアドライヤーは安いものは3,000円台から、高いものだと50,000円を超えるものもあります。
しかし製品によりアピールポイントや性能は異なるため、必ずしも高いものが自分の求めているものとは限りません。
購入後に不満点が出てきて「失敗した」ということも起こりかねないのです。
一方、あまり安すぎるものも、値段の関係で搭載できる性能に限界があるため、満足度が低くなってしまうこともあります。
ドライヤーを購入する際は、自分が求めている機能はなにかをまずは考えてみましょう。
そして通販サイトなどでその機能の平均額を確認し、予算を立てましょう。
たとえば「マイナスイオン機能が欲しいけれど、その他の機能はあまりこだわらない」だったら、マイナスイオンがついているドライヤーを通販で一度確認しましょう。
多くの商品を見ていくうちに金額がわかってくるので、予算を立ててそのなかで気に入ったものを購入すればよいのです。
ドライヤーを購入するときは、希望する機能が搭載されている商品の平均価格を確認し、予算を立てることをおすすめします。
どれを購入するかを迷ったらプロに聞こう
ドライヤーはブランドから価格帯、機能などさまざまなものがあり、どれを購入するかを迷う方も多いでしょう。
決めかねている場合は電化製品店に行って、プロの意見を参考にしましょう。
プロの販売員だけあり、ドライヤーの知識も豊富な場合が多いです。
聞く場合は、予算の上限金額と欲しい機能などを伝えましょう。
おすすめのものを提案してくれます。
オススメのドライヤー10選
【シャープ 】スカルプエステ ブラック IB-JX9K-B
- プラズマクラスター
- ビューティーモード搭載
- かっさ付き
シャープ独自のプラズマクラスターで髪質改善ができるドライヤーです。
4つの温度調整ができるので、髪を傷めにくい仕様。
かっさつきで頭皮までプラズマクラスターが行き届き、マッサージもできるのが嬉しいポイントです。
【パナソニック】ナノイー&ミネラル搭載 EH-NA9G-N
- ナノイーとミネラル搭載
- 5つのモード
- 本体重量720g
ナノイーとミネラル搭載で水分を余計に飛ばさず髪を乾かしてくれます。
5つのモードで髪だけじゃなく頭皮や肌にいいモードを選択することができます。
強弱差がある風で一気に髪を乾かしてくれます。
【llano】ドライヤー 2023年新型
- 風量19m/s
- 2000万個のマイナスイオン
- 本体340g
軽いのに大風量なのが特徴。
約2000万個のマイナスイオンを排出し髪をダメージから守ってくれます。
温冷リズムモードも搭載しており、つやを最大限に引き出してくれます。
【HOLISTIC cures】ドライヤー Rp. CCID-G04B レッド
- 1400 W
- 3つの異なるテラヘルツ波モード搭載
- ツヤとまとまりに効果的
気になるアホ毛もしっかりまとまる+キュアモード搭載で、ツヤとまとまりを実現してくれます。
美容室でも使用されている商品で、大風量で髪質改善に効果的です。
【SALONIA】スピーディーイオン ドライヤー
- 2.3㎥/minの大風量
- マイナスイオン搭載
- 温冷モードつき
人気の「サロニア」から発売されている定番ドライヤーです。
モードも三段階調節できるので、髪を傷めにくい仕様。
約2000万個/cm以上のマイナスイオンが髪をいたわります。
【ReFa】DRYER SMART
- 速乾を実現するHPDモーター搭載
- 頭皮にやさしいスカルプモード搭載
- サロンとモーターメーカー共同開発
2009年に日本で誕生したReFaが開発した大風量ドライヤーです。
肌に優しいスカルプモード搭載で、髪と肌を傷めにくい仕様です。
パワフルなモーターで短い時間で髪を乾かしてくれます。
【ソリス】スイスパーフェクション SD440B
- マイナスイオン搭載
- 最高温度77度
- 3段階の温度調節機能
スイスの首都チューリッヒに本社を置くソリスは、1908年創業の老舗家電メーカーです。
人間工学に基づいたエルゴノミクスデザイン設計で、握りやすいグリップと切り替えしやすいボタンで、手の負担を軽減してくれます。
1,400wのハイパワーで速乾を実現します。
【テスコム】ノビー NB1501
- マイナスイオン搭載
- 本体重量340g
- 1200w
サロンでも使用される軽量ドライヤーです。
マイナスイオン搭載で髪に水分を与えてくれます。
大風量でキューティクルを守ってくれるので毎日の使用も安心です。
【Slopehill】ドライヤー
- 本体重量348g
- 5000万のマイナスイオン搭載
- 12段階のモードを設定可能
高濃度マイナスイオン搭載で髪に潤いを与えます。
バックカバーは取り外し可能で、フィルターのお手入れも簡単。
ディスプレイ搭載でモード切り替えもしやすく、最後に使用した設定を記憶してくれる機能があります。
【コイズミ】モンスター KHD-W740/K
- 2つのファン搭載
- 大風量
- 5段階調節
2つのファンを搭載しているので、大風量で速乾を実現します。
5段階のモード調節ができ、スカルプモードも搭載。
イオンリングで髪にマイナスイオンを届け、地肌にもやさしいドライヤーです。
ドライヤーを買う時のよくある質問
-
Amazonや楽天などの通販サイトで購入しても大丈夫です。
ただし無名のメーカーを買う際は注意が必要です。
無名のメーカーは価格が安いことがメリットですが、故障しやすい、思っていたよりも風量が出ないなどの問題が発生しやすいのが難点といえます。
無名のメーカーは避けて、もし購入する場合はメーカーのホームページや口コミを確認したほうがよいでしょう。
口コミのなかには日本語で書かれているのに文章がおかしいものもあるので、それは購入しないほうがよいです。
一番よいのは知っているブランドを購入することです。
製品に安定感があるため、一定の信頼はできます。
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ドライヤーの値段はピンからキリまであり、3,000円〜50,000円くらいです。
高級ドライヤーを除くと、大体5,000円〜7,000円くらいが平均的な金額といえます。
ドライヤーの価格や売れ筋ランキングを知りたい方は、サービスの価格や情報を比較できるサイト「価格ドットコム」を確認してみるとわかりやすいです。
amazonなどの通販で買っても大丈夫?
ドライヤーの平均的な値段はいくら?
まとめ
ドライヤーを購入する際は、風量と重さ、機能面などを確認して選ぶようにすると後悔がありません。
まずは、「軽いのがよい」「コスパがよい」「髪質改善」など、自分がドライヤーにもとめている機能をまとめてみましょう。
そのなかから予算内で購入できるモデルはなにかを調べてみるといいです。
購入時のポイントをおさえて、ぜひお気に入りのドライヤーをゲットしてください。
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