赤ちゃんも生後8ヶ月頃になるとお座りができるようになり視界が広がります。
腰が座って一人座りができるようになると、両手を使った遊びが増えてきます。
赤ちゃんの発達を促すために、さまざまなおもちゃを購入するご家庭も多いことでしょう。
でも種類が多いので、どんなおもちゃを選ぶべきか悩みますよね。
おもちゃ選びの参考にできるよう、8ヶ月の赤ちゃんのママやパパが「買って良かった」と思える、おすすめのおもちゃについてまとめました。
また、育児中には欠かせないマザーズバッグやベビー用品も別の記事で紹介しているのでよかったらチェックしてみてくださいね。
おもちゃの種類が大きく変わる月齢ですね
買ってよかった8ヶ月向けおもちゃの特徴
知育要素があるおもちゃ
0歳前半の頃とは異なり、8ヶ月になると理解力が高まり、できることも増えてきます。
知能や身体機能が発達する時期ですから、心身や情操の発育を促す知育要素のある玩具がオススメです。
見た目に興味を引くカラフルな色を使ったもの、音が出るもの、肌触りの心地よいものなど、五感を刺激してくれるおもちゃは知能や身体機能の発達を促します。
指先を使うおもちゃ
生後8ヶ月の赤ちゃんは、視覚による情報を手の動きへと伝える機能が発達し、両手を使ってものを操作できるようになります。
このため、手先を動かして遊ぶおもちゃは成長を促すのに役立ちます。
また、手先を動かすことで脳や心身を刺激して「自分で成長する力」を養うので、この時期の赤ちゃんの発育には重要な役割を果たします。
積み木のおもちゃ
積み木は昔から子ども達に愛されてきた、知育玩具の代表選手です。
パーツを手に持つ、色や形を目で確かめる、口に入れる、手で操作するなど、五感を刺激することで赤ちゃんの発育を促します。
8ヶ月では積み上げたり、形を作ったりするのは難しいですが、手に持って遊ぶだけでも、良い効果が得られるでしょう。
安全面に気をつけて、大きめで丸みのあるものを選びましょう。
失敗や後悔しない8ヶ月向けおもちゃの選び方
月齢や成長に合わせたものを選ぶ
8ヶ月というと、できることが増えてきて一気に成長を感じる時期でもあります。
半年を過ぎると離乳食も進み、ぐんぐん成長していきます。
成長するにつれて、次々に新しい物事に興味を示しますから、月齢に合わせたおもちゃを選ぶと飽きずに遊んでくれるでしょう。
ポイントは、“簡単すぎず複雑すぎない”ことです。
簡単すぎるとすぐに飽きて遊ばなくなりますし、難しすぎても興味を引きません。
動かすと音が鳴る、色がキレイ、肌触りが心地よいなど、五感を刺激するものがよいでしょう。
安心して口に入れられるおもちゃを選ぶ
8ヶ月頃の赤ちゃんは、物を口に入れて感覚を探って理解しようとします。
口に入れても安全なおもちゃを選びましょう。
有害物質が含まれていない、安全な素材で作られているかを確認してください。
迷ったときは無塗装のおもちゃがオススメです。
また、継ぎ目があると部品が取れて誤飲するおそれもあるので、一体型のおもちゃもオススメです。
遊んでいるうちに、よだれまみれになることがほとんどなので、丸洗いできるなど衛生的に使えるものを選んでください。
手に持てるサイズのおもちゃを選ぶ
8ヶ月の赤ちゃんはお座りができるようになるので、両手を使った遊びが好きになります。
指先の動きも器用になり、手を動かすことに興味を示す時期だからです。
手に持てるサイズのおもちゃは、赤ちゃんの手の発達をサポートし、手を動かして遊ぶ楽しみをもたらします。
赤ちゃんの手の大きさに合ったもの、動かしやすいものを選びましょう。
買ってよかったおもちゃのジャンル
知育玩具の入門アイテム「布絵本」
子どもの知育を促すアイテムとして、人気が高いのが絵本です。
8ヶ月では文字などはまだ理解できませんが、読む要素よりも五感を刺激することに重点をおいた布絵本なら、十分に楽しめます。
なかでも、色が鮮やかで、触ると音が鳴るなどの工夫が凝らされた布絵本は、絵を見ながら「虫さんは、誰に会うのかな?」など、親子でコミュニケーションをとりながら遊べます。
触ると音が出る仕掛けやカシャカシャとした感触に、赤ちゃんも興味津々でしょう。
軽いので、お出かけにもぴったりです。
ボタンが押せるリモコン型のおもちゃ
指先を動かすおもちゃでは、カラフルな色使いで触ると音が出るなど、赤ちゃんの動作に反応するリモコン型のおもちゃがおすすめです。
ボタンを押すと光ったり、音楽が流れたりするので、子どもは夢中になって操作します。
この時期は大人の持ち物にも興味を持ち、リモコンや親のスマホをさわりたがる子も増えてきます。
そんなときにリモコン型のおもちゃを渡すと、楽しく遊んでくれるでしょう。
口に入れても安心の積み木
知育に最適といわれる積み木は、赤ちゃんでも楽しめます。
手に持って放り投げたり、カチカチと打ち合わせたり、並べたり、口に入れたり…。
興味の赴くままに遊びますから、楽しみながら脳や身体機能の発達を促せます。
満足度の高い、定番のおもちゃといえるでしょう。
カラフルな色が塗られているもの、イラストが描かれているもの、振ると音が鳴るモノなど、さまざまな積み木がありますが、安全性の高いものを選びましょう。
買ってよかった人気の8ヶ月用おもちゃ
カラフルなおもちゃ
8ヶ月くらいになると、目で見て楽しめるおもちゃが人気です。
なかでも人気の、B. toys「ソフトブロック 柔らかいつみきのおもちゃ」はカナダ生まれの積み木のおもちゃで、10個がセットになっています。
大豆を原料にしたインク、水をベースに作られたニスなど素材の安全性にも気を配っており、舐めたり噛んだりしても安心です。
カラフルな色使いで、かわいい絵柄が彫刻されており、五感を刺激して発達を促す工夫がされています。
仕掛けがいっぱい知育おもちゃ
先述した通り、8ヶ月くらいの赤ちゃんは、指先を使ったり音で遊んだりする知育玩具デビューができる月齢です。
いろんなものに興味をもち好奇心が高まる時期だからこそ、刺激的なおもちゃを選んであげましょう。
なかでも、バンダイ「べビラボ アンパンマン~脳を育む~まんまる! いたずらあそびDX」が人気です。
ボタンを押したりダイヤルを回したり、20種類の遊び方ができる欲張りな知育玩具です。
指先を使っていろいろな遊びができ、音も豊富ですから、子どものさまざまな感覚を刺激してくれます。
はいはいを始めた時期から3歳頃まで長く遊べるので、兄弟姉妹で遊ぶのにも最適です。
長く使える積み木おもちゃ
どんな子どもでも夢中になるのが積み木のおもちゃですよね。
気づいたら1時間以上夢中になって遊んでしまうことも。
積み木おもちゃでオススメなのが、Mamimami Home「10層 虹の積み木」というものです。
シリコン製の虹の形をした積み木です。四角い積み木とは違い、曲線形のユニークな形をしているのが特徴です。
8ヶ月では形を作るのは難しいですが、触ったり、口に入れたり、投げたりと、自分なりに楽しく遊んでくれます。
美しい色合い、不思議なデザインは赤ちゃんの感覚や右脳を刺激し、発達を促します。
良質なデザインは大人をも魅了し、子どもと楽しく遊べる点でも満足度の高いおもちゃです。
シリコン製なので、口に含んでも安心です。
安いおもちゃは買わない方がいい?
安いおもちゃでも、良質なものはたくさんあります。
大手メーカーでも低価格の商品があったり、持ち運びに便利なコンパクトなおもちゃなどは比較的安価に手に入る物が多いです。
しかし、安全面になかには不安があるものもあります。
8ヶ月の赤ちゃんは何でも口に入れようとするので、安全性には特に配慮したいものです。
素材などの安全性や知育面にこだわると、値段が高くなることもあります。
赤ちゃんはすぐに成長するので、おもちゃを買い換える機会が多く、節約したいのはやまやまですが、安くても安全面に不安があるものはおすすめできません。
誤飲や角張った部分でのケガ、紐やコードが首に巻き付くなどの事故を起こさない設計のものを選びましょう。
8ヶ月向けおもちゃを買う時の注意点
安全面には十分に配慮しよう
おもちゃ選びで何よりも大切なのは安全性です。
8ヶ月の赤ちゃんには、大人のような危険に対する認識がありません。
口に入れたり、投げたりすることも多いので、安全な素材・設計のものがおもちゃ選びのポイントとなります。
日本製のおもちゃであれば、国内安全基準「ST(Safety Toy)」をクリアしていることが、一つの目安となります。
外国製のものは、各国の安全基準をクリアしたものを選びましょう。
手を動かし、五感を刺激するおもちゃを選ぼう
手先を動かすことは、脳や身体の機能向上に欠かせません。
8ヶ月になると、手や指を動かすのが上手になりますから、手や指を動かすおもちゃは子どもの興味をかき立てます。
素材も1つのものに偏るのではなく、なるべく多くのものに触れられる環境をつくりましょう。
軽いもの、持ち重りのするもの、肌触りがすべすべしている、ざらざらしているなど、素材の違いを楽しむことで、認識能力を高めることができます。
目や耳からの情報も重要です。
色や形が美しい、メロディが流れるなど、五感を刺激するものを選ぶようにしましょう。
8ヶ月向けオススメおもちゃ5選
【ピープル】いたずら1歳 やりたい放題 ビッグ版
- 対象年齢8ヶ月以上
- 定番のやりたい放題シリーズ
- 飽きずに楽しめる
ピープルのロングセラー商品「やりたい放題」のビッグ版です。
おしゃべりやメロディは全25種類以上で、リモコンやマヨネーズなど、子どもがついつい手にしたくなるおもちゃがたくさん。
仕掛けが豊富なので、飽きずに楽しめる定番おもちゃです。
【セガトイズ】モンポケ ピカチュウたちのてあそびいっぱいボックス
- 対象年齢8ヶ月以上
- 遊びの仕掛けが29種類
- 学びの仕掛けが40種類
指先を使いながら学べる知育おもちゃです。
仕掛けがたくさんあるので、長く遊べるのが嬉しいポイント。
ピカチュウのかわいいデザインが子どもの目を惹きます。
【ピープル】全身の 知育 パーフェクトII CH-047
- 対象年齢8ヶ月以上
- 4歳ころまで使える
- またいで乗ることもできる5WAY仕様
おすわり期はビジーボードとして、つかまり立ちのときはウォーカーとして、歩けるようになったら車として遊べます。
年齢に合わせて形を変えられるので、長く使えるのが嬉しいですね。
【B. toys】積んで遊べる輪っかのおもちゃ6個入り
- 対象年齢7ヶ月以上
- 輪っかの積み木
- 舐めても安心の素材
輪っかを積み重ねて遊べる、スタッキングリングおもちゃです。
カラフルな見た目で赤ちゃんも楽しんでくれること間違いなし。
丈夫な素材なので、輪っかを積み上げたり、投げたりと自由に遊べます。
お座りしながら安全に遊べるので積み木デビューにもオススメ。
【フィッシャープライス】スマートステージ・バイリンガル・ガーデン
- 対象年齢6ヶ月以上
- 日本語と英語のバイリンガル
- 月齢に合わせたたくさんの遊び
月齢によってさまざまな遊びができる知育おもちゃです。
日本語と英語で話しかけてくれるので、大人も一緒にしゃべりながら遊べます。
6ヶ月ころから3歳まで長く遊べるので、年齢に合わせてクイズを出したりして楽しめます。
8ヶ月向けおもちゃを買う時のよくある質問
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ディズニーのおもちゃにはいくつかの利点がありますが、注意すべきポイントもあります。
利点としては、鮮やかな色彩やユニークなデザインを持つキャラクターが多いので、赤ちゃんは視覚で楽しむことができます。
また、ディズニーのキャラクターは感情表現が豊かですから、表情を観察することで感情の違いを学び、社会性を伸ばすことができます。
お気に入りのキャラクターを見つければ、愛着を持つことで、安心感や楽しみを得ることができるでしょう。
ただしおもちゃ選びはデザインや見た目よりも、安全性を最優先に考えてください。
そして、この時期の赤ちゃんはまだ成長段階ですから、キャラクターで選ぶよりも、五感を刺激して発達を促すおもちゃを選ぶことが大切です。
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つかまり立ちができるようになったら、バランスを取りながら安全に遊べるおもちゃを選びましょう。
代表的なものとして、テーブル型のおもちゃがあります。
テーブルの上にボタンやボールなどがついており、つかまり立ちしながら遊ぶことができます。
また、ベビージムはねんねの時期はモビールをぶら下げて、立っちができるようになったつかまり立ちの練習にと、長く使える点でおすすめです。
このほか、歩行を助ける歩行器や手押し車は、自由に移動できる遊具です。
段差などにけつまずいて転倒することがあるので、使用中は目を離さないようにしましょう。
ディズニーのおもちゃはどうですか?
つかまり立ちの時に使えるおもちゃはどんなものですか?
まとめ
はいはい、立っち、お座りと成長する8ヶ月の赤ちゃんは、遊びにも興味津々です。
両手を使う感覚が発達する時期でもあるので、手を使いながら色、形、手触り、音など、五感を刺激するおもちゃで発育をサポートしてあげましょう。
また、活発に動き回ると同時に、何でも口に入れてしまうので、安全面にも十分に注意してあげてください。