ノートパソコンを購入しないといけないけれど、どのノートパソコンを選んだら良いのかあまりよくわからない、そう感じている方も多いかもしれません。
ノートパソコンといってもメーカーや性能がそれぞれ異なりますし、使用目的によってノートパソコンの種類が変わってきます。
自分にぴったりの1台を探そうと思って実際に電気屋さんに行ってみたものの、店員さんの言っていることがよくわからず結局帰ってきてしまった、そんな方もいることでしょう。
実際に買ってよかったノートパソコンは何かを知っておけば、選ぶ際に何かと役に立ちます。
買ってよかったノートパソコンの特徴
ノートパソコンは外観が同じように見えても、搭載されているCPUやメモリー、ハードディスクやOSなどがそれぞれ違うことがあります。
見た目で選んでしまうと求めるスペックではなかったり、逆に高性能すぎて機能を使いきれない可能性があるので、具体的な選び方を把握しておくことをおすすめします。
必要なCPUとメモリのスペックが搭載されたもの
例えば大学で準備するレポートを作成したいといった場合にはワープロソフトや表計算ソフトが利用できるノートパソコンを選びたい、と思うかもしれません。
この場合、より高い性能が求められるわけではないため、CPUはCore i3やAMD社のRyzen3以上が向いています。
処理をサポートするメモリ容量は少なくても8ギガバイト以上搭載しているものを選ぶと良いでしょう。
気軽に携帯できる
買ってよかったと感じたノートパソコンは、カバンにしまえていつでも取り出せるタイプでした。
13.3インチのノートパソコンだと1キロ程度の重量なので、タブレットよりもやや重たいですが、気軽に持ち運べるのがとても便利です。
もしあまり持ち運びをしないのであれば、15インチ以上のものでも良いかもしれません。
自宅で動画を鑑賞する場合、大きな画面の方が迫力があるからです。
オフィスソフトがプリインストールされているもの
買ってよかったと思うノートパソコンには、オフィスソフトがあらかじめインストールされているものを選びました。
バンドル版は他のパソコンにインストールすることはできませんが、購入したパソコンで操作できるので、とても便利だと感じています。
もちろんオフィスと互換性のあるサードパーティのソフトもありますが、もし学校や職場でマイクロソフトのオフィスを利用しているのであれば、同じものを使う方が使い勝手が良く、それぞれのパソコンでも編集ができるので便利かもしれません。
失敗や後悔しないノートパソコンの選び方
ノートパソコンはパソコン初心者が操作できるものから、プログラマーなどパソコンのエキスパートが使用するものまで、さまざまな種類のものが販売されています。
使う目的をはっきりさせておくことで、機能を十分に活用できるようになりますし、性能が足りなかったといった失敗を避けられます。
使用目的を明確にしてCPUの種類を見定める
CPUというのは「Central Processing Unit」の頭文字から取られた言葉のことです。
日本語では中央演算処理装置とも呼ばれています。
CPUは演算処理を行ういわば脳のような働きをします。
CPU速度が早ければ早いほどスムーズにデータを処理できるようになっています。
パソコンのCPUにはWindowsの場合、インテル社とAMD社の2大企業が生産するものが基本的に使われています。
Intel社の場合、CoreとかCeleronといったCPUが、AMD社の場合はRyzenと呼ばれるCPUが中心です。
通販サイトでは、CPUをいくつかの候補の中から選べるようになっているため、コスト重視、性能重視など用途に合わせて適切な1台をカスタマイズできるようなっています。
パソコンの用途に合わせた適切なCPUを選ぶことで、出費を抑えることができます。
電気店などでは高いパソコンを購入させようとすることもあるので、過剰なスペックのものを買ってしまい、宝の持ち腐れにならないようにすることをおすすめします。
画面のサイズはどれくらいが良いか
ノートパソコンの画面サイズは、用途に合わせて大きさが異なります。
17インチの大画面ノートパソコンから、12インチ程度のコンパクトサイズなどがあり、どのくらいのサイズのものを買ったら良いのか迷ってしまうかもしれません。
画面サイズを選ぶ際に考えたいこととして、持ち運びの頻度がどれくらいあるかを考えてください。
画面サイズと同時に考えたいのが、画面の解像度です。13.3インチのノートパソコンでも、FWXGAとフルHDという解像度があります。フルHDの解像度は1920×1080ピクセルですが、FWXGAの場合は1366×768ピクセルです。
実際に画面を見るとわかりますが、表示できる範囲がフルHDの方が広いため、複数のソフトを画面上に同時に表示させて作業することが可能です。
ただし解像度が高いほど表示できる範囲が広がりますが、文字などが小さくなってしまうため見にくいと感じてしまうかもしれません。
どんな外部接続端子があるか確認しておく
ノートパソコンには外部機器と接続するための接続端子が搭載されています。
接続端子にはそれぞれ用途があり、どのような外部機器を使用するかによって、必要な接続端子が変わってきます。
ノートパソコンの種類によって、外部接続端子が複数ついているものから、必要最低限な数の接続端子しかついていないものもあります。
外部接続端子の中でも代表的なのがUSB端子です。USBにはいくつかの規格があり、端子の形も異なります。
USB―A端子は長方形の形をした端子になっています。
これまで多くのプリンターやWEBカメラなどで用いられてきた端子です。
プリンターやスキャナーなどの外部機器もUSB―Bを採用しているものもあります。
USB―C端子はスマートフォンやタブレットなどのモバイル機器をはじめ、プリンターやWEBカメラなどさまざまな電子機器に採用されるようになっています。
買ってよかったノートパソコンのメーカー
ヒューレット・パッカード(HP)
ヒューレット・パッカードがおすすめなのは、日本国内でも生産されていることです。
古くからあるパソコンメーカーで、カスタマイズも自由にできるのが魅力。ノートパソコンは通販での購入をおすすめします。
その理由として、希望に合ったスペックが選べること、ネットショップの割引キャンペーンを活用して、よりお得に買えることなどがあります。
アップル(apple)
アップルのパソコンを買ってよかったと感じているのは、他のモバイル端末との連携のしやすさです。
iPhoneやiPadといったアップル製のモバイル機器とAIRdropという機能でファイルや画像を共有できます。
ケーブルを繋がなくてもいいので、一度体験してしまうと、他のノートパソコンや機能が足りないと感じてしまうかもしれません。
デル(Dell)
デルはアメリカのパソコンメーカーですが、通販での購入が最もお得な会社です。
デルのホームページをチェックすると、いくつかの種類の中から、自分の希望の一台をカスタマイズできるようになっています。
しかもキャンペーンを活用することで、より安く購入できるのも魅力です。
バンドルアプリも一緒に選べるので、用途に合った一台を見つけやすいという特徴もあります。
マイクロソフト(Microsoft)
マイクロソフトが販売するパソコンがサーフェスです。
とにかく軽量でハイスペック。OSを提供するメーカーだけあって、パソコンの操作性は文句なし。
携帯性にも優れているので、出張の多い方にとって使いやすい1台です。
ノートパソコンを買ってよかった理由
プレゼンで便利
ノートパソコンについているHDMI端子はノートパソコンを外部モニターに接続する際に役立ちます。
フルHD以上の企画で出力できるため、美しい画像や動画を大画面に映し出せるようになっています。
プレゼンテーションで資料を画面に映し出す場合や、自宅で外部モニターに接続して、より見やすい画面に映し出す場合などに大変便利です。
HDMI端子については、USB―CタイプのUSB―HDMI変換端子があるため、ノートパソコンにHDMI端子がついていなくてもこれらの変換端子を活用することで代用できます。
ただし出張などの移動が多い場合は、外部端子を忘れてしまう場合に備えて、HDMI端子がついているものを選ぶと良いでしょう。
長時間駆動できるバッテリーで出張でも充電いらず
ノートパソコンには電源に接続しなくても駆動できるようにするため、バッテリーが内蔵されています。
バッテリーの容量により、駆動時間が変わってきます。例えばカフェで大学のレポートをまとめる場合、数時間電源に接続しなくても駆動できるバッテリー容量が必要になるでしょう。
出張で使用する、電車の中で資料をまとめる場合など、バッテリーがある程度持つノートパソコンを選ぶと良いでしょう。
買ってよかったのは、10時間以上充電しなくても大丈夫なノートパソコンです。
充電器を持ち歩かなくても良いのでカバンも軽くなりますし、充電の煩わしさから解放されます。
動画編集も可能なハイスペックノートパソコンが便利
仕事で動画を編集することがありますが、出張先で急遽動画を編集しないといけないということもあります。
この時にハイスペックなノートパソコンを選ぶと正解です。動画編集や画像編集などかなりのマシンパワーが必要な場合、より上位のCPUが必要です。
Intel社の場合はCore i7、AMD社の場合はRyzen7よりも上位のCPUを選ぶことで、ストレスなく仕事ができるようになります。
USB―C端子がついているノートパソコンが一押し
買ってよかったノートパソコンの外部端子はUSB―C端子を採用したものです。
今後USB―C端子を採用するものが多く登場しているだけでなく、USB―C端子に統一できるようにする流れになっているため、後悔しないためにはUSB―C端子を採用しているものをおすすめします。
USB―Cを選ぶ場合、Thunderboltと呼ばれる規格のものであればなお良いでしょう。
買ってよかったと言える理由として、USB―Cで充電ができることや、スマホなどの外部機器のファイルを高速でパソコンに送れることです。
オススメのノートパソコン
【HP】Pavilion Aero 13
【dynabook】P1R8VPBL
【ASUS】ROG Zephyrus M16
安いノートパソコンは買わない方がいい?値段の平均は?
ノートパソコンの中には3万円台で購入できる割安なパソコンがあります。
3万円を切るノートパソコンもありますが、安いからといってダメというわけではありません。
安くても使用目的を達成しているのであれば、候補に入れることもできます。
値段の平均としては5万円から10万円が平均的なノートパソコンの目安です。
ノートパソコンを買う時の注意点
オフィスソフトがついているかどうか
大学のレポートをまとめたり、仕事でパソコンを使用したりする際に必要になるのが、オフィスソフトです。
オフィスソフトは単体でも購入できますが、バンドルされているパソコンを購入する方が、単体でソフトを購入するよりも割安なため、オフィスをつけるかどうかをあらかじめ決めておくのがポイントです。
OSを選ぶ
パソコンを操作するために必要なのがOSです。OSにはWindows、Mac OS、ChromOSがあり、最もシェアが高いのがWindowsです。
仕事や学校のレポート作成などでパソコンを使う場合には、Windowsが向いています。
その理由として、学校や企業のほとんどがWindowsパソコンを採用しているからです。
データの送受信などをする場合も互換性のあるOS同士の方がスムーズです。
どのOSを選ぶかは自分で決めることになりますが、仕事や学業をスムーズにできるOSを選ぶと良いでしょう。
ノートパソコンを買う時のよくある質問
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こだわりがなければ中古でも全然大丈夫です。
購入する場合は保証がついているかどうかを確認しましょう。
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今使用しているパソコンが遅いと感じるようになったときが買い替え時です。
周期としては5年に1度くらいのペースがおすすめです。
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だれが使っていたかわからないことです。
中古ショップではメンテナンスを実施していますが、それでも不具合が出ることもたまにあります。
ショップで動作を確認してから購入することをおすすめします。
中古のノートパソコンは買っても大丈夫ですか?
買い替えはどのくらいが目安になりますか?
中古で買った時のデメリットはなんですか?
まとめ
買ってよかったと言えるノートパソコンを選ぶ際には、使用するための用途や、画面のサイズ、搭載されている外部入力端子、オフィスソフトの有無などを考えて決定することで、自分にぴったりのノートパソコンが選べます。